第61期王位戦七番勝負第1局 Feed

2020年7月 2日 (木)

Oui202007010101_56と金を取らずに逃げる△4三玉の局面で藤井聡七段は長考に沈み、控室の検討も活発になりました。

Hikae09 (継ぎ盤を2面使って検討。右に山崎八段、左に勝又七段)

Hikae10 (スーツに着替えた谷川九段)

Oui202007010101_57藤井聡七段は52分の長考で、▲4四歩と王手にたたきました。継ぎ盤ではあまり検討されていなかったようです。

10時、両対局者に午前のおやつが出されました。藤井聡七段は八丁みそまんじゅうとアイスコーヒー、冷たい緑茶。木村王位は飲み物のみでジンジャーエールでした。

Oya07_2 (藤井聡七段のおやつ)

Oya09

Oya11 (木村王位のおやつ)

2日目の戦いが始まりました。

Asa31 (9時1分、藤井聡七段が盤上に手を伸ばそうというところ)

Asa32 (指されたのは金を取る▲6二と、控室の本命の進行だった)

Asa33 (▲6二とが1分の少考で指されると、木村王位は腕を組む)

Asa34 (封じ手の封筒と用紙)

Asa35 (赤ペンで矢印で示し、「ナル」と書いてある)

Asa42 (封じ手は2通。封筒を表と裏で)

1日目の指し手を封じ手の局面まで再現されると封じ手開封ですが、今回は定刻まで余裕があり、しばらくそのまま待つことになりました。

Asa25 (53手目▲7三歩成まで並べ終えた)

Asa26

定刻が近づくと立会人の谷川九段がはさみと封じ手の封筒を2通とも持って回り込み、はさみを入れて開封、両対局者に提示します。その後、対局が再開されました。

Asa27 (数分の待機の後、谷川九段が腰を上げる)

Asa28 (開封した封じ手を示すと木村王位が盤上に手を伸ばす)

Asa29 (封じ手の△2九角成が盤上に示され、藤井聡七段は天を仰ぐ)

Asa30 (対局再開が告げられ、一礼を交わす)

対局2日目朝の対局場の様子です。対局開始時と同様、まずは両者ともに初形に駒を並べていき、1日目の指し手を記録係の読み上げに従って一手一手、再現していきます。

Asa18(記録係が駒磨きなどの準備を進める。上座の後ろのカーテンは朝のうちだけ開けられた)

Asa19 (8時34分、今日も先に藤井聡七段が席に着いた)

Asa20 (木村王位は8時43分の入場)

Asa21 (まずは初形に並べていく)

Asa22 (記録係の読み上げに従い、藤井聡七段が初手▲2六歩を再現)

Asa23 (木村王位も自分の指し手を再現)

Asa24 (以下、1日目の手順が次々に並べられていく)