第61期王位戦七番勝負第1局 Feed

2020年7月 2日 (木)

本局はABEMAで動画配信されます。
7月2日(木)8時30分~23時、解説:阿久津主税八段、広瀬章人八段、聞き手:長谷川優貴女流二段、和田あき女流初段。

Kai2【ABEMA(番組表)】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/Eo4yKHycDPZHU3
【ABEMA(オンエア)】
https://abema.tv/now-on-air/shogi

おはようございます。対局は9時に再開されます。今朝の愛知県豊橋市はよく晴れました。スケジュールは以下のとおりになっています。本日もよろしくお願いいたします。

9:00 封じ手開封、対局再開
10:00 午前のおやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
? 終局

Asa16_2 (ホテルアークリッシュ豊橋の最上階から駅を眼下に)

2020年7月 1日 (水)

盤の横から封じ手の入った封筒を相手に渡し、相手は封筒にサインをします。

Fuuji05 (藤井聡七段は初の封じ手のサインに臨む)

Fuuji07 (サインには赤ペンを使う)

Fuuji08(盤に隠れて見えないが、盤の横から封じ手を返すところ)

封じた側の木村王位が藤井聡七段のサインの入った封筒を立会人の谷川九段に渡して手続きは終了です。

Fuuji09(封じ手を手渡しながら互いに黙礼)

封じ手の手続きが終わると上位者が駒を片づけて1日目が終了します。

Fuuji11 (駒を片づけ終え、一礼を交わして1日目が終了した)

Fuuji12(封じ手の間に雨が降ってきた)

以上で本日の更新を終了します。明日の2日目もお楽しみに。

定刻の18時になると、次の指し手は「封じ手」といい、指した本人にしか分からないようにして指し掛けにします。具体的には、封じ手専門の用紙が用意されており、その用紙の局面図にその時点の駒の配置を記録係に書いてもらい、封じる棋士が用紙上に赤ペンで指し手を示します。

Fuuji01(木村王位が別室に移り、藤井聡七段らは封じ手の記入を待つ)

封じる棋士は相手に封じ手が分からないよう、封じ手記入用に決められた別室に移って用紙に記入し、専用の封筒に入れてのりづけしたうえ、対局室に戻ってきます。封じ手は同じものを2通作成し、立会人と対局場(今回はホテルアークリッシュ豊橋)がそれぞれ明日の開封前まで厳重に保管します。封じ手を指した本人にしか指し掛けの局面を知らず、相手が持ち時間を消費せずに一晩考えることはできない仕組みになっています。封じ手用紙は明日の開封後に撮影する予定です。

Fuuji02 (封じ手受け渡しをしやすいように立会人の谷川九段が回り込んだ)

Fuuji03 (封じ手の記入を終えて木村王位が戻る)

Oui202007010101_53藤井聡七段は1時間36分の長考で、△9二角に構わずに強く▲7三歩成と桂を取りました。△2九角成から一気の寄せ合いに進むことが見込まれ、控室ではこの局面で封じ手になるのではないかと予想されています。

Fujii10 (藤井聡七段は長考でどこまで先を見通したのか)