第59期王位戦七番勝負第3局 Feed

2018年8月 1日 (水)

本局が行われているホテルエミシア札幌は、新札幌副都心にあります。

20180801_sinsapporo1 (ホテルエミシア札幌は、JR新札幌駅から徒歩2分)

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20180801_sinsapporo3厚別区役所。「厚別」はアイヌ語の「ハシ・ペッ(カンボクの中を流れる川)」、「アッ・ペッ(オヒョウダモのある川、または魚のとれる豊かな川)」が語源とされている)

20180801_sinsapporo4 (ホテルから徒歩数分のところにあるサンピアザ水族館とサンピアザ劇場。水族館はゴマフアザラシやイワトビペンギンなどが人気)

20180801_sinsapporo2 (札幌市青少年科学館)

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図は31手目▲5五銀まで。1日目午前から菅井王位は激しく銀をぶつけました。直前の▲5五銀では、▲3八銀や▲5四歩が指されました。菅井王位の工夫に、豊島棋聖は長考しています。
11時、豊島棋聖は38分の長考で△5五同銀と取り、▲同角に△6四銀と打ちました。

20180801_toyoshima3 (豊島棋聖)

本局では、対局者に日本製紙株式会社から鹿児島県徳之島産のサンルージュ茶葉を使用した赤いお茶「日ノ茜(ひのあかね)」が提供されています。
赤ワインにも含まれているアントシアニンにより、お茶では珍しく、色が赤いです。レモン果汁、リンゴ酢、炭酸などの酸を加えると、茜色への変化を楽しめます。
渋みがあり、口がスッキリします。

【第59期王位戦七番勝負第3局 対局者にサンルージュ茶葉を使用した赤いお茶「日ノ茜®(ひのあかね)」を提供|日本製紙グループ】
https://www.nipponpapergroup.com/info/2018/info180730004190.html

【サンルージュ茶 日ノ茜】
https://www.nipponpapergroup.com/hinoakane/

20180801_hinoakane1 (左は温かい日ノ茜、右は冷たい日ノ茜。一見すると、お茶に見えない。対局前やおやつのときに、対局者に出される)

20180801_hinoakane4 (菅井王位のお盆。日ノ茜をはじめ、飲み物は冷たいものを要望)

20180801_hinoakane2 (豊島棋聖のお盆。豊島棋聖は温かいお茶を要望)

20180801_hinoakane5 (スティックタイプの日ノ茜。お湯に溶かして飲む)

10時になり、対局者のおやつが出されました。
午前のおやつは、菅井王位がみたらし団子(3本)、アイスコーヒー、オレンジジュース。豊島棋聖はフルーツの盛り合わせ。
20180801_oyatsu1 (菅井王位のおやつ)

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20180801_oyatsu3 (豊島棋聖のおやつ。オレンジをくり抜いて器にして、ドラゴンフルーツやグレープフルーツ、オレンジを盛っている。目でも楽しめる構成)

20180801a定刻9時に対局が始まりました。菅井王位の初手は▲5六歩。第1局と同じく、先手中飛車を採用しました。
対する豊島棋聖はいち早く右銀を繰り出してから図の△3二銀と左美濃を目指します。

20180801_sugai3 (対局前の菅井王位)