第51期王位戦七番勝負第2局 Feed

2010年7月27日 (火)

8時54分、深浦王位の手で駒箱が開けられた。最初に深浦王位が王将を盤に据え、その後互いに一枚ずつ、静かに駒を並べていく。深浦王位は広瀬六段が駒を並べる間、精神を集中させるように眼を閉じていた。

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(駒箱を開ける前に、互いに一礼)

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(駒袋を開ける深浦王位)

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(王将を盤に据える)

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(定刻9時の15分前に入室した広瀬六段)

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(着座し、深浦王位を待つ。奥には記録係の渡辺三段の姿も見える)

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(広瀬六段の入室後10分ほどして、深浦王位が入室)

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(着座すると懐中時計を傍らに置き、脇息の位置を直した)

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夏休みシーズンということで、ホテル内は多くの観光客で賑わっている。朝食が供されるレストランでは、食事に来ていた人々の間から頻繁に中国語を耳にした。中国から観光に来ている旅行客が多いようだ。
なお、両対局者の朝食は次の通り。深浦王位が和定食(香の物、焼き海苔、ご飯、味噌汁、温泉たまご、納豆、塩鮭の網焼き、温野菜、フルーツ、お茶)。広瀬六段が洋定食(フルーツ、リンゴジュース、スクランブルエッグ、ソーセージ、和風サラダ、クロワッサン、ミルクティー)。

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(ホテル正面に建てられていた彫像)

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2010年7月26日 (月)

・揚げ物
鮎の山椒揚げ、干し海老変り揚げ、玉蜀黍掻き揚げ、青唐、葱酢
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・酢の物
酢ゼリー掛け、帆立貝、海老、蛇腹胡瓜、若芽、二十日大根、柚子
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・ご飯
麦飯とろろご飯、青海苔、鶉卵
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・止椀
合わせ味噌仕立て

・水菓子
酢橘酢ゼリー寄せ、フルーツ色々、木苺クリーム
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18時より、関係者を集めて夕食会が行われた。場所はホテル3階の「日本料理 花城(はなぎ)」。

・前菜
京葱酢味噌和え、雷白瓜土佐和え、篠丸十檸檬煮、とまと香菜漬け、三元豚奉書揚げ

・椀
澄まし仕立て、鱧と唐辛子真交、水輪胡瓜、じゅん菜
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・造り
魚介盛り合わせ、添え野菜色々、山葵、加減醤油
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・温物
鯛豆腐煮卸し、賀茂茄子阿蘭陀、叩き木の芽、百草生姜
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・涼味
冬瓜ジュレ掛け、豆乳練り豆腐、蕪松前漬け、とまと、小倉
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(文)