第51期王位戦七番勝負第1局 Feed

2010年7月14日 (水)

Oui201007131_79 ▲3八金寄は渋い手ですねー。すぐに▲5五馬もあったと思いますが、後に△5九飛が残ることを思えばここで▲3八金と寄せておこうという意味ですね。後手としても同調して△4二金右と固めたいところですが、そこで先手から▲3五歩と攻める手があります。△同歩には▲3四歩(参考図)と打ち拠点を作ります。この攻め筋は広瀬六段の得意パターンの一つだと思います。

Sankou04(上図、79手目の局面で)△5六歩と打つ手はありますが▲5八歩と受けられて継続手が難しいです。通常この交換は攻めている後手が得なのですが、この場合は後に先手から▲5五馬とされたときに馬をどかす手段が全くなくなってしまうので後手が得とは言えません。

(佐藤慎一四段のチャット解説より)

178
(12時半から大盤解説会場で、橋本七段と甲斐女流二冠による指導対局が行われている)

188
(橋本崇載七段)

199
(甲斐智美女流王位・女王)

190
(スクリーンには盤面が映る)

(翔)

213
(13時20分頃に上村二段が対局室に入り、広瀬六段は棋譜用紙を確認する)

222
(谷川九段も入室。照明はかなり増量された)

224
(深浦王位が廊下を歩いてくる)

229
(深浦康市王位。対局室に入ったあと、懐中時計の鎖をぐるぐると時計の周りに置いていく)

(翔)