2024年7月
2024年7月 7日 (日)
封じ手開封前後の様子(2)
(上野四段が棋譜を読み上げ、それに合わせて両対局者が再現する)
(44手目△2二角まで再現したところで、立会人の藤井猛九段が封じ手開封を告げて両対局者の隣に移動)
(両対局者がよく見えるように封筒の中身を見せ、藤井聡王位が45手目を着手。封じ手は▲2九飛だった)
(控室でも本命視されていた飛車回りだが、渡辺明九段はしばし動きを止めていた)
【藤井聡太の封じ手「2九飛」 王位戦第1局が再開、渡辺明九段は守りの形を変えてくるか|中日新聞】
https://www.chunichi.co.jp/article/924138
封じ手開封前後の様子(1)
封じ手開封
藤井王位の封じ手は▲2九飛でした。現地の棋士間で最も予想の声が多かった手です。
2日目スケジュール
2024年7月 6日 (土)
封じ手予想
控室では(A)▲2九飛、(B)▲6七銀上、(C)▲6七金、(D)▲6七銀引の4通りが封じ手予想に挙がりました。それぞれどの棋士が選んだかを記載致します。
(A)▲2九飛(藤井猛九段、高見七段、上野四段、柵木四段)
高見七段は「本当は(D)▲6七銀引としたいですが、先着1名様ということで。▲2九飛に△3三角ならば▲6七銀引とします」といって、今井女流初段に本命手を譲りました。
(B)▲6七銀上(勝又七段)
(C)▲6七金(野原女流初段)
(D)▲6七銀引(今井女流初段)
上野四段は(D)▲6七銀引だと△5五歩、(B)▲6七銀上だと△3三桂▲7八金△2五桂▲同桂△2四歩(変化図)といった順が気になると話しています。
勝又七段は、上野四段が示した(B)の変化に感心していました。
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本日のブログ更新は以上となります。
対局2日目は7日(日)9時から開始します。引き続きお楽しみください。