2021年7月

2021年7月13日 (火)

藤井王位は再開数分前に対局室に戻りました。13時30分、対局再開。豊島竜王は定刻を少し過ぎてから現れました。休憩前に1時間半以上長考した豊島竜王ですが、すぐには指しません。早繰り銀は基本的に速攻の構えですが、広瀬八段は「すぐ激しくなるように思えて、どちらが先に仕掛けるか駆け引きが難しい」と話します。

Img_3070

Img_3100001_2

Img_3135

Img_3155

Img_3165

20210713b

12時30分、豊島竜王が1時間37分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島竜王1時間50分、△藤井王位1時間18分。昼食の注文は両者とも同じで「蒸し鶏の葱塩ソースがけ」。飲み物に藤井王位はほうじ茶を、豊島竜王はアイスティーと「ホット紫蘇」を頼みました。「ホット紫蘇」はしそのシロップをお湯で割ったものです。対局は13時30分に再開されます。

Img_3037

Img_3052

Img_3060

Img_3061

Img_3064

花月会館から徒歩10分ほどの距離に常磐公園があります。1912年(大正元年)から基礎工事が行われて1916年5月1日に開園した旭川市内で最も古い公園で、「旭川八景」のひとつに数えられています。公園内にある北海道立旭川美術館では、北海道新聞社が主催している江口寿史さんのイラストレーション展「彼女」が9月5日まで開催中です。

【江口寿史イラストレーション展 彼女|道立旭川美術館】
http://event.hokkaido-np.co.jp/eguchi/

Img_2986

Img_2993

Img_3000

Img_3025

本局の観戦記は内田晶さんが担当します。今日の北海道新聞朝刊には小池大志さんが執筆した第32期女流王位戦五番勝負第1局の観戦記が掲載されているほか、地域面で昨日行われた検分や取材の模様を伝えています。

Img_2687

対局場の花月会館は1907年創業の老舗料亭。改修工事を行い、2021年1月に現在の建物で営業が始まりましました。京都の名割烹「浜作」系列店で修行した料理長が腕を振るいます。1階はカウンター席を中心とした「かぶと」、2階は大広間の「雪」、和室の「花」と「月」の3室で宴会にも対応しています。

【花月会館】
https://kagetsukaikan.jp/

Img_2960

Img_2963

Img_2967