昼食休憩 図の局面で定刻の12時30分になり、昼食休憩に入りました。▲3七桂に対して羽生王位が使った時間は56分。ここまでの消費時間は▲菅井1時間6分、△羽生2時間11分。両者の昼食は淡路牛ハンバーグステーキセット(ご飯、スープつき)。対局は13時30分から再開されます。
驚きの構想 菅井七段の先手で始まった第4局は、▲5六歩△3四歩▲5八飛の出だしから、羽生王位が向かい飛車の作戦を採用。対して菅井七段は9筋を突き越す積極策で、相振り飛車戦となったと見られました。ところが図からの次の一手をモニターで見ていた井上日本将棋連盟常務理事は、「あっ」と大きな声を出しました。 菅井七段の手は5筋にいる飛車に伸びて、▲2八飛と2筋に戻しました。手損ながら居飛車で振り飛車を迎え撃つ作戦です。師匠でもある井上日本将棋連盟常務理事は「いまからまた振り飛車にしたいくらいに見えるけど」と、弟子側を持って現局面の感想を述べました。 (開始早々、驚きの構想を見せた菅井七段)
1日目午前のおやつ 10時になって1日目午前のおやつが両対局者に出されました。羽生王位は「焼き菓子とホットコーヒー」。菅井七段は「フルーツ盛り合わせとアイスコーヒー」をそれぞれ注文しています。 (羽生王位が注文した焼き菓子とホットコーヒー) (焼き菓子はマカロン、フィナンシェ、マドレーヌ、チョコレート) (菅井七段が注文したフルーツ盛り合わせとアイスコーヒー) (フルーツはメロン、パイン(写真下)、ライチ(写真下)、ドラゴンフルーツ、グレープフルーツの5種) (アイスコーヒー)