2016年7月

2016年7月 5日 (火)

長野県木曽郡を水源とする木曽川は、岐阜県美濃加茂市で、飛騨山脈を源流とする飛騨川と合流し、愛知県犬山市を経て、三重県桑名市に達して伊勢湾に注ぎます。
古い時代には、近くを流れる揖斐川、長良川と合流、分岐を繰り返していましたが、江戸期から行われた改修により現在では分岐されています。その名残もあって、揖斐川、長良川も含めて木曽川水系とされており、その流域面積は全国で5番目の広さを誇ります。
犬山城付近では伝統的なアユ漁の「木曽川うかい」が行われており、観光の目玉の1つとなっています。

Img_3167犬山遊園駅近くに掛かるツインブリッジ上から見た木曽川。正面対岸は伊木山、川を挟んで左が国宝の犬山城。

Img_3134名鉄犬山ホテル側から見たツインブリッジ。

Img_3156ツインブリッジのたもとに「木曽川うかい(犬山うかい)」の船乗り場がある。

Img_3175奇岩の名勝。

Img_3143大きなコイが悠然と泳いでいた。

20160705_ishida1 (モニターを見て、検討する石田九段。「△3五歩に▲5六飛とするのかねぇ」)

20160705_tousuika1 (木村八段のおやつ「桃酔菓」が控室にも運ばれた)

20160705_kitahama1 (「甘くて、おいしいです」と北浜八段)

20160705_kitahama2 (北浜八段は2日目の大盤解説会用に色紙を揮毫した)

15時を回り、対局者におやつが運ばれました。羽生王位は「黒ごまプリン」と「日本茶」、木村八段は「桃酔菓(とうすいか)」と「ホットコーヒー」。桃酔菓は犬山特産の桃を一つ丸ごと蜜漬けにした夏の銘菓とのことです。

Img_3227_2黒ごまプリンと日本茶。

Img_3233裏側から見たところ。

Img_3230 桃酔菓とコーヒー。

2914時30分過ぎの局面。手順は異なりますが、現局面は今期王位戦の挑戦者決定戦▲木村一基八段-△豊島将之七段戦と同一局面になりました。その将棋は図から△2三銀に対して▲2四歩と打って局面が動いています。木村八段の快勝譜でしたが、後手を持ってやってみたい順があったということかもしれません。
第57期王位戦挑戦者決定戦

Img_3198自身が先手を持って快勝した将棋の後手番に誘導した木村八段。