木村八段は５分前には着座していた。羽生王位は再開の１分前に入室。

再開からほどなくして木村八段は△７四歩を着手。

それを見た羽生王位が前傾姿勢になった。

12時30分、図の局面で木村八段が１時間15分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生１時間６分、△木村２時間９分。昼食の注文は羽生が「ビーフカレー」、木村が「白帝ラーメン（醤油）・おにぎり（鮭・梅）付き」。対局は13時30分に再開されます。

ビーフカレー。付け合わせにらっきょう、福神漬け、オニオンチップ、サラダとデザートも。

白帝ラーメン（醤油）。おにぎり（鮭・梅）は海苔を巻いて食べる。

昼食休憩中の対局室。

昼食休憩時の盤面（手前が羽生王位側）。

（熟考する木村八段）

犬山市は愛知県の北西部、県内では最も北で岐阜県との県境に位置しています。人口は約75,000人（2016年４月１日現在）です。
古代からの歴史を持つ土地で、市内には古墳が残されているほか、戦国時代には織田氏の所領として重要な役割を果たしました。市内には国宝に指定されている犬山城や、同じく国宝の茶室「如庵」を有する「有楽苑」があり、うかいで有名な木曽川も流れています。

【犬山市のすがた】（犬山市ホームページ）

名鉄犬山ホテルの最寄駅「犬山遊園駅」。木曽川ほとりにあり、ホテルまでは徒歩10分ほど。

赤い車両がトレードマークの名鉄こと名古屋鉄道。

昨日、前夜祭に出演した谷川会長はこの木曽川沿いの遊歩道を歩いてきたという。毎週日曜はここで朝市が行われているとのことだ。

遊歩道から国宝犬山城の天守が望める。左下が名鉄犬山ホテルだ。

昨日、現地入りした対局者は、有楽苑の旧正伝院書院（重要文化財）で抹茶をいただいた。

王位戦では対局室のカメラから静止画中継しています。
【対局室カメラ】

（北浜健介八段が詰将棋を出している）