長野県木曽郡を水源とする木曽川は、岐阜県美濃加茂市で、飛騨山脈を源流とする飛騨川と合流し、愛知県犬山市を経て、三重県桑名市に達して伊勢湾に注ぎます。
古い時代には、近くを流れる揖斐川、長良川と合流、分岐を繰り返していましたが、江戸期から行われた改修により現在では分岐されています。その名残もあって、揖斐川、長良川も含めて木曽川水系とされており、その流域面積は全国で5番目の広さを誇ります。
犬山城付近では伝統的なアユ漁の「木曽川うかい」が行われており、観光の目玉の1つとなっています。
犬山遊園駅近くに掛かるツインブリッジ上から見た木曽川。正面対岸は伊木山、川を挟んで左が国宝の犬山城。