2013年7月

2013年7月10日 (水)

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図は11時55分頃の局面。▲6六歩と突く手もあったが羽生王位は先に▲3七桂と跳ねる。

棋譜コメントより
「作戦の岐路でしたが、▲3七桂と指しましたね。ここでは▲6六歩として、後手の△6五歩型を避ける手もありました。先手はしばらく▲6六歩を突かずに指すのだと思います。2二玉・3三銀型に対し先手が▲4五歩と仕掛ける形で、▲6六角が急所の一手になる場合があるためです。次の一手は△6五歩か△3三銀か。△7四歩もありますが、最近の傾向では急ぐ手ではないと見られています」(松尾七段)

■Twitter解説■ 伊藤果七段>▲3七桂。羽生王位は着々と攻撃態勢を整えています。角替わり腰掛け銀の先手の利点は、こうして早く桂が跳べるところにあります。先手の2六歩と、後手の8五歩の違いが攻守を分けます。

Dsc_0554(前例の進行を思い出しながら、棋譜を並べる松尾七段)

(吟)

Dsc_0029ジブリがいっぱい 立体造型物展

Dsc_0039(「天空の城ラピュタ」の前で記念撮影)

「ジブリ作品は全部じゃないけど、けっこう見てるかな。半分くらいかも」と語る羽生王位。室谷女流初段にジブリ作品でお薦めを聞くと「昔は『魔女の宅急便』でしたが、いまは断然『耳をすませば』です」と即答。

※館内は原則、撮影禁止です。今回は撮影許可を頂いております。

(吟)

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(昨日、「旬景浪漫 銀波荘」入りする前に「ラグーナ蒲郡」へ立ち寄った関係者一行。「ラグーナ蒲郡」では今年3月16日~来年の3月2日まで「ジブリがいっぱい 立体造型物展」が開催されている)

Dsc_0013(入場前の羽生王位と室谷女流初段)

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(こちらは海風をあびる行方八段と松尾七段。風が強い)
Dsc_0077

 (吟)