2013年7月

2013年7月10日 (水)

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9時45分頃の局面。▲9六歩に△9四歩と端を突きあった局面だ。戦型は手損のない角換わりになった。ここから角換わりの定跡に一石を投じるような一手が飛び出すのか。

■Twitter解説■
伊藤果七段>最近の行方八段の充実ぶりは凄いですね。プロ入り20年ぶりにしてタイトル初挑戦というのも凄いです。緊張しながらも、わくわくしているでしょうね。特に相手が羽生さんですので……

Dsc_0435(対局開始直前の行方八段)

(吟)

 

Dsc_0439(石田九段が「定刻になりましたので、羽生王位の先番でお願いします」と開始を告げる)

Dsc_0444(初手▲7六歩を着手する羽生王位。朝から気合いの入った表情だ)

Dsc_0456(タイトル戦の初舞台をかみ締めるように、1分ほど使って△8四歩を着手した)

(吟)

Dsc_0426(第1局なので振り駒が行われる。記録係の竹内三段が絹布を広げ振り駒を行う)

Dsc_0429(振り駒の結果は歩が4枚、と金が1枚。羽生王位の振り歩先なので第1局は羽生王位の先手番に決まる。今シリーズは奇数局が羽生王位の先手、偶数局は行方八段が先手。最終の第7局までもつれ込んだ場合は改めて振り駒を行う)

Dsc_0432(振り駒が行われた歩を並べ直す羽生王位)

(吟)

Dsc_0390(8時49分に対局室入りした行方八段。タイトル戦初登場となる行方八段。心中はいかばかりか)
Dsc_0403(8時53分に入室した羽生王位。こちらは王位14期を含むタイトル獲得83期。座布団の位置を直し、ゆっくりと上座に腰を落ち着けた)

Dsc_0407

(吟)