2013年7月

2013年7月24日 (水)

有馬温泉では、7月1日から「有馬温泉路地裏アートプロジェクト2013」が開催されています。
今年で4回目となるイベントで、散策ポイントとなる路地裏の各所にさりげなく現代アートが展示されています。
古の風情を残した有馬の街並みと現代アートのコラボレーション。
詳しくはこちらのお知らせをご覧ください。

47_1 (路地裏アートMAP)

47_2 (小野崎理香さんの作品)

47_3 (小川しゅん一さんの作品)

47_4 (稲田ひかりさんの作品)

47_6 (南野馨さんの作品。いくつかのパーツが組み合わされて球体が作られているが、それぞれのパーツはねじ穴も含めて全て陶器でできている。南野さんは将棋ファンで、森信七段の将棋教室に通っているのだそうだ)

(若葉)

控室には現地・有馬の名産品の他、差し入れも届けられています。

45_1 (地元・関西の将棋ファンから届けられた「呼吸チョコ」。チョコは2種類あって、黒いパッケージの「北新地」はココア味、赤いパッケージの「神戸北野」は珈琲味である)

(若葉)

30_0 (松茸昆布は有馬の名産品の1つ。通りには爽やかな山椒の香りが漂っていた)

30_1 (有馬籠。元々は茶道具として作られたもので、豊臣秀吉とともに有馬を訪れた千利休の求めによってできたものだという。現在も茶道家からの注文が多くあるとのこと)

30_2 (人形筆。飛鳥時代、子どものいなかった孝徳天皇と皇后宝皇女が有馬温泉に入湯したところ皇子が誕生、有間(有馬)皇子と名付けられた。人形筆はそのことにちなんでつくられたという)

30_3 (有馬サイダー。昔は湧き出る炭酸泉に砂糖を入れて飲んでいたという)

(若葉)

43_1

対局再開後は両者ともに少考で指し手を進めています。
羽生王位の指し手は△3一玉~△1四歩~△9四歩。3手続けて自陣に手を入れました。ぼんやりしているようですがそれぞれに意味があり、△3一玉は玉を戦場から遠ざけたもの、△1四歩は将来の▲1五桂を消したもの、△9四歩は9筋の端攻めを見据えたものです。
先手は指し手の悩ましい局面だと言われています。マイナスにならないような手を選択する必要があり、難しい判断を迫られているようです。

43_3 (控室では早速検討が始まった。左から森信七段、井上九段、小阪七段)

(若葉)