112手で羽生王位勝ち 112手目△3八金を見て、藤井九段が投了。これで羽生王位が3勝を挙げ、防衛に王手をかけた。終局時刻は19時13分。消費時間はともに7時間59分。第5局は2012年8月22・23日、徳島県徳島市「渭水苑」で行われる。(淡)
鉄壁の囲いとなる羽生王位 ▲5二角成が指される。モニターは上が先手の藤井九段、下が後手の羽生王位。この手を見るや否や、「△3二金でめまいがしてきそうな堅さですが」と船江五段。103手目付近を境に羽生王位が良しと判断する棋士が多くなった。(淡)
羽生王位、控室の予想と異なる手を着手 羽生王位は88手目△5八金と打った。しかし、この手は控室の検討で▲4一角で先手勝ちと言われていた変化だ。控室の形勢判断が間違っていたのか、再び△5八金の局面の検討が始められる。(淡)