4筋vs2筋 藤井九段が早くに4筋の位を取ったが、羽生王位も△2五歩(図)と伸ばして2筋の位を取った。先手に対して銀冠への進展性を奪う意味があり、主張の強い手といえる。4筋と2筋の位は、どちらも玉頭に厚みを作るうえで大きな要素。中終盤の玉頭戦に要注目だ。 (文)