第46期五番勝負第1局 Feed

2020年1月19日 (日)

感想戦(2)

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(17時21分頃、里見が駒を片付け、感想戦は終了)


本局の中継は以上になります。ご観戦いただき、ありがとうございました。1月26日に行われる第2局の中継もぜひご覧ください。

(独楽)

感想戦(1)

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(独楽)

両対局者が大盤解説会場に

両対局者が大盤解説会場に移動。本局について簡単に振り返りました。その後、対局場に戻り、感想戦が続いています。

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(独楽)

終局直後

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(里見女流名人が開幕戦を制した)

【終局後インタビュー】

――本局を振り返って。
里見 飛車交換になったところでは少し良くなったとか思ったのですけど、その後ゆっくりした展開になって、△5五角と出たところではよくなったと思いました。
 
――△1五歩と端の位を取った手が生きるなど、大局観が光った一局だったと思います。
里見 途中もうちょっと積極的にいく手はあったと思いますが、そうですね、ゆっくりした展開にして、端を突いたところではよくなったと思いました。
 
――シリーズ開幕局の大きな1勝です。
里見 いいスタートが切れたので、次につなげられるように、準備していきたいと思います。
 
――次は地元に戻っての一局になります。
本当に励みになっていますので、それまでに力を出し切れるような状態にしていきたいです。

929_800(敗れた谷口女流三段)

――本局を振り返って。
谷口 序盤で少し軽視してしまった手があり、そこから少し苦しくなっていってしまいました。最後、もう少し粘れた気がするのですが。
 
――軽視された順というのは?
谷口 飛車先の歩を交換したとき、本譜ではない順を警戒していて。
 
――終盤の▲4九玉で▲3七歩も検討されていました。
谷口 ▲3七歩は自信がなかったのでやめたのですが、もともと悪いので、▲3七歩と打たないといけなかったですね。
 
――次局への抱負をお願いします。
谷口 一週間しかないので、この状況を急いで振り返らないといけないと思います。
島根は大好きな場所ですので、そこで指せるのは楽しみですし、できる限り精一杯の準備して挑みたいと思います。

(独楽)

里見女流名人が先勝

Joryumeijin2020011901018888手まで、里見香奈女流名人が先勝しました。終局時刻は16時17分。消費時間は、▲谷口2時間43分、△里見2時間19分。五番勝負第2局は1月26日(日)、島根県出雲市「出雲文化伝承館 松籟亭」で行われます。

(八雲)

里見名人が優勢か

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前前エントリの図から▲3六同歩△同銀に▲4九玉と引き、△5五角▲4六歩△1六歩と進みました。控室はにわかにざわめき、形勢に大きな差がついたといわれるようになりました。▲1六同歩△1八歩に(1)▲同香△1七歩▲同香△同桂成▲同桂△4七香、(2)▲5六銀△2二角▲1八香△1七歩▲同香△同桂成▲同桂△5四香が検討されて、どちらも後手が勝ち筋のようです。どちらも、6六歩が大きなプレッシャーとなって、先手の対応を難しくしています。

戻って▲4九玉はよくなかったのではないかと話されています。

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(里見女流名人が優勢を築いたようだ)

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(谷口女流三段が耐えるには、控室の検討を上回らないといけない)

(独楽)

開化亭周辺(2)

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Dsc_6844(対局場周りの窓から見える景色)

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(独楽)

中盤戦

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15時30分頃、里見女流名人は△3六歩。これはかなり攻撃的な手で、▲3六同歩△同銀▲3七歩には、△同桂成など食い破っていく狙いと思われます。以下▲同桂△同銀成▲同銀△4五桂が進行の一例で、後手が駒損ながら、攻めていく展開です。

後手は6六歩を取られる前に手を作りたいところでした。すでに中盤戦といえるでしょう。激しい攻めなので、一気に終盤戦になだれ込むかもしれません。

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(里見女流名人は34分で決断して、△3六歩とした)

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(谷口女流三段はどのように応じていくか)

(独楽)

対局場の周辺(1)

対局場周辺の写真です。昨日の雪の舞う昨日とは打って変わって、本日は快晴。雪が溶けてきていました。

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884_800(ここまでが本日撮影の写真)

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(昨日、同じ場所を撮影した写真)

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(独楽)

大盤解説は盛況

13時30分から、大盤解説が始まっています。

戸辺誠七段、加藤桃子女流三段によって、軽快で笑いの多い解説が行われていました。

876_800(解説中の戸辺誠七段(上)と聞き手の加藤桃子女流三段(下))

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(独楽)

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