第39期五番勝負第4局 Feed

2013年2月15日 (金)

第5局は2月27日(水)

決着局となる第5局は2月27日(水)に関西将棋会館で行われる。
先後はあらためて振り駒で決定する。
Mdsc_0003

(牛蒡)

感想戦(里見女流名人)

Ndsc_0222

Ndsc_0239

Ndsc_0177

Ndsc_0090

(牛蒡)

感想戦(上田女王)

Ndsc_0034_2

Ndsc_0104

Ndsc_0060

Ndsc_0048

Ndsc_0256

(牛蒡)

感想戦

Ndsc_0068

Ndsc_0164

Ndsc_0178

(牛蒡)

対局を振り返る

終局後、両対局者は大盤解説会場に移動。本局を振り返った。
Mdsc_0115

Mdsc_0113

Mdsc_0121

(牛蒡)

終局直後

Mdsc_0015
(勝った上田初美女王)

【上田女王インタビュー】

――本局を振り返って
序盤は穴熊に組めたので、良くなる順があるかなとは思ったんですけど、でも具体的にはよくわかりませんでした。相手の手に乗って攻撃の手番が回ってきたところは、少し優勢になったかなと思いました。

――得意の穴熊に組めれば(良くなる)ということでしょうか
穴熊に組めるかどうかではないんですが、この戦型でこちらだけ穴熊に組めるのならとは思っていました。でもよくわかりません。

――先手が序中盤でポイントを重ねたと控室では言われていました

(序中盤は)少し指せるかとはおもっていたんですけど……。▲5五角(79手目)のところは後手玉が寄りそうだと思いましたが、その手前がわからなかったです。最終盤はこちらが穴熊なので一手勝ちかなと思いました。でも最後で間違うと入玉されてしまうので、本当に勝ちだと思ったのは▲7四銀(91手目)で逃げ道を封鎖できたあたりです。

――最終局にむけて
もう一局指せるというのがうれしいです。五番勝負のフルセットは私にとっても初めてのことなので、今後に生きるような戦いができればと思います。

Mdsc_0006_2
(敗れた里見香奈女流名人)

【里見女流名人インタビュー】

――序盤は手損をする駒組みでしたが
後手番なので、あまり手損は関係ないのかなと思っていました。

――こう指せばよかったというところはありますか
本譜の進行を思えば、もっと早く、低い陣形で動いたほうが良かったかもしれません。

――最終局にむけて
五番勝負のフルセットは初めてなので、楽しみながらやっていこうと思います。

Mdsc_0023

Mdsc_0049

Mdsc_0035

Mdsc_0058

(牛蒡)

上田女王が制し2勝2敗のタイに

Joryumeijin20130215010195
95手で上田女王が制しシリーズ成績は2勝2敗のタイに。終局は15時47分、消費時間は▲上田2時間23分、△里見2時間36分。第5局は2月27日(水)関西将棋会館にて行われる。

終局近しの声も

82_2図から▲6一飛成△同竜▲7四歩が詰めろ。受けも難しいため「終局が近そうだ」という声も出ている。里見女流名人は力が出せないまま終わる可能性が高い。
参考までに、詰み手順は(▲6一飛成△同竜▲7四歩に△7八角成だとして、以下)▲8二金△9三玉▲8三金△同玉▲7三角成△9三玉▲8二銀△9二玉▲8四桂まで。


Fdsc_0071
(上田女王が2勝目に近づいている)

(牛蒡)

先手優勢

80▲5五角(79手目)に里見女流名人は△9二玉(図)と逃げる。控室では思わず「すごい手だ」の声。言い換えるなら「すごい辛抱だ」となるだろうか。
控室の評価は先手優勢。「あとはビクトリーロードを進むだけ」という声も出ている。


Fdsc_0012

Fdsc_0065

(牛蒡)

痛打

79▲5五角は数手前から先崎八段が指摘していた手。これが痛そうだと評判だ。△5五同竜は▲6一飛成で食い破られる。控室では先手良しの見解に傾いている。


Kdsc_0039
(14時40分ごろの控室。藤井猛九段=中央はスポーツ報知の新聞解説担当)
Kdsc_004
(先崎八段と藤井九段)
Kdsc_0036
(滝七段と本田小百合女流三段)
Kdsc_0003
(左から野田澤彩乃女流1級、本田女流三段、渡辺弥生女流1級)

(牛蒡)

カテゴリ