(対局者が大盤解説会に出演)
(室田伊緒女流二段と里見香奈女流名人)
(脇謙二八段と清水市代女流六段)
【里見香奈女流名人コメント】
「遅くまでご観戦いただきましてありがとうございます。将棋のほうは自分から動いていって不利になったので自信はなかったですが、二転三転した将棋で、最後まで諦めずに指せたのがよかったかと思います。第3局も一生懸命頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました」
【清水市代女流六段コメント】
「ご観戦ありがとうございます。序盤から難しい将棋で、最後まで自分の中ではよくわからないまま終局を迎えてしまいました。これから感想戦で里見女流名人に教えてもらって、次にいかしたいと思います。出雲は里見女流名人の地元ですが、私もいつも温かく迎えていただいてご声援をいただいてうれしかったです。結果は残念でしたが、次につなげたいと思います。本日はありがとうございました」
(出演を終えたあと、会場外でファンに話しかけられる里見香奈女流名人)
(雪の中、帰路につく皆さん)
(足下を気にしながら控室に戻る東八段と脇八段)
(翔)
第42期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第2局▲清水市代女流六段-△里見香奈女流名人は140手で里見女流名人が勝ちました。終局時刻は17時23分。消費時間は▲清水2時間59分、△里見2時間58分(持ち時間各3時間)。
これで五番勝負は1勝1敗のタイになりました。
第3局は1月31日(日)、千葉県野田市「関根名人記念館」で行われます。
(翔)
図で清水女流六段は▲8八玉と逃げました。△7七金に▲9八玉だと、△6八竜(参考図)とタダのところに飛び込む詰み筋が生じます。
また▲9七玉と逃げるのは△9五歩が厳しく、後手が勝ちになったようです。
(翔)
▲5一成桂に里見女流名人は△6三飛と回りました。銀にひもをつけつつ、△6七歩成からの殺到を見た幸便な手です。▲6八金直に△5六竜が検討されています。これもまた6七に利きを足した手です。
(翔)