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2024年1月

2024年1月21日 (日)

感想戦

Kansou01

Kansou02

Kansou04_2

Kansou05

Kansou07

Kansou08

Kansou09

Kansou10

以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。2月4日(日)に千葉県野田市の関根名人記念館で行われる第3局もお楽しみに。

(飛龍)

両対局者が大盤解説会場に

インタビューのあと、両対局者は大盤解説会場に足を運び、挨拶に立ちました。

Ooban10(山崎八段、村田女流二段とともに両対局者登壇)

Ooban11 (まずは西山女流名人から本局を振り返る)

Ooban12 (福間女流四冠も本局を振り返った)

Ooban13(ポイントの局面を山崎八段も交えて軽く検討された)

(飛龍)

終局直後

Chokugo1(終局直後、主催者インタビューが行われた)

Chokugo03(福間女流四冠は2連勝とし、女流名人奪還まであと1勝)

―序盤の構想について。
福間 動いていって手得を主張して指していたのですが、1手間違えると上ずってしまう形になるので、一手一手考えながら指していました。

―21手目▲3五歩で開戦したあたりは。
福間 じっとしていてもあまりよさが出ないと思ったので、仕掛けていきました。

―38手目△4四歩に対して▲3三歩のあたりの形勢判断や手応えは。
福間 あまりゆっくりできないので、踏み込んでいくところかと思っていました。

―56手目△4六角に▲同歩△6五銀打から長い終盤になった。
福間 具体的によくできそうな局面だったので、慎重に指していたのが裏目に出てしまったかと思います。

Chokugo7
―優勢を意識したのは。
福間 いや、でも最後のほうですかね。(127手目▲7六同金で)2枚目の飛車を取って、攻めることができたので。

―一局を振り返って。
福間 序盤はちょっと難しいところだと思うのですが、指しやすくなってから乱れてしまったので、そこが反省の残るところです。

―地元出雲では3年ぶりの勝利、大盤解説会でもたくさんの方が見守った。
福間 昨日、4年ぶりに前夜祭を開催していただいて、すごく励みになりました。でも、今日は盤上に集中していたので、あまり余計なことを考えてはいなかったです。

―次局への意気込みを。
福間 次の対局は少し空くので、しっかり修正して挑みたいと思います。

Chokugo05(西山女流名人はあとがなくなった)

―序盤の構想について。
西山 経験がない形となりましたが、▲2五歩が入っていない、普段の対抗形との違いを少し考えながら指していました。

―38手目△4四歩には▲3三歩と打たれた。
西山 軽視していたというか、(△4四歩では)△5五歩などで、いったん攻めをいなす感じで考えなければいけなかったかと思います。

Chokugo8
―終盤は長かった。
西山 駒損なので、少しずつ厳しい形勢だとは思っていたのですが、自分の手の入れ方などで長い戦いにできたかなと思います。

―一局を振り返って。
西山 全体的に苦しい時間の長い将棋だったかと思います。

―カド番になった。
西山 あまり星取りのことは気にせず、次局も課題を持って挑めればいいかと思っています。

(飛龍)

福間女流四冠がタイトル奪取にあと1勝と迫る

Joryumeijin202401210101131五番勝負第2局は、131手までで福間女流四冠の勝ちとなりました。終局時間は17時13分で、消費時間は▲福間2時間40分、△西山2時間57分。五番勝負は福間女流四冠が2連勝して、タイトル奪取にあと1勝と迫りました。第3局は2月4日(日)、千葉県野田市「関根名人記念館」で行われます。

(武蔵)

落ち着いた指し回し

Joryumeijin202401210101_95福間女流四冠は勝ちを急がず、不動だった金を活用して不敗の態勢を築きつつあります。金損の後手はどこまでいっても楽になりません。

Fukuma02(朝の福間女流四冠。焦らずに優位を保つ)

(飛龍)

雨上がりの虹

16時を回り、現地はようやく雨がやんでくると大きな虹が架かりました。

Rainbow1

Rainbow2(虹の先が山の端まで見られるのは珍しいか)

Rainbow3(大きな大きなアーチだった)

Rainbow4

(飛龍)

先手優勢

Joryumeijin202401210101_58控室では上図から▲7五桂が明快といわれていました。成銀取りに打ったばかりの銀を△7四銀と引くのは苦しいですし、△8四桂なら▲1一角成△5四銀に▲6六馬(参考図)が詰めろ銀取りでピッタリになります。以下、△7四銀▲5六馬△8五銀は▲8三馬までの詰みがあり、後手に楽しみがありません。

_63本譜は▲1一角成だったため△9三桂▲8六飛△7四桂で飛車が捕まりました。以下、15時50分過ぎには下図まで進んでいます。

Joryumeijin202401210101_80Nishiyama01 (辛抱を強いられた西山女流名人。逆転なるか)

(飛龍)

大盤解説会にゲスト再び

Ooban08(大盤解説会では東八段から交代してさらにゲストが)

Ooban09(脇謙二九段は東八段の弟弟子に当たる)

(飛龍)

浜山湧水群

出雲文化伝承館には、名水百選にも選ばれている浜山湧水群の水汲み場が併設されています。

Yuusui01(出雲文化創造の郷、女流名人戦の舞台に名水が)

Yuusui02_2(時計は8時20分過ぎを示していた)

Yuusui03 (昨日、出雲縁結び空港で写したキャラクター「しまねっこ」)

Yuusui04 (先ほどの時計を彷彿とさせるフォルム)

浜山湧水はミネラル量が1リットル当たり170~220ミリグラムで年間推移し、中度の硬水に分類されます。

Yuusui05 (水汲み場。辰年の今年にピッタリかと思いきや)

Yuusui06(ヤマタノオロチだった。むしろ巳年か)

Yuusui07(個々の見た目は竜そのもの)

(飛龍)

大盤解説会に東八段登場

15時頃、休憩を挟んだ大盤解説会に立会人の東八段が登壇しました。

Ooban06(ハッキリとした口調で分かりやすい語りの東八段)

Ooban07(聞き手は引き続いて村田女流二段が務める)

(飛龍)

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