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感想戦を終えた藤井九段が控え室に立ち寄り、大盤解説会場から戻った渡辺竜王と 上田女流二段と感想を述べ合う
第58期王座戦第2局は9月22日(水)兵庫県神戸市「中の坊瑞苑」で行われます。本日は1日ありがとうございました
(吟)
終局直後、気持ちを落ち着けるような仕草を見せる羽生王座
「序盤から変った将棋になってしまいましたが、先手番なので動いていきました。飛車交換から長い将棋になると感じていました。▲8六銀(57手目)と出て少し良くなったかなと思います」(羽生王座)
「一手一手の指し方がわからなかった…意表を突かれる指し手もあり掴みどころのわからない将棋だった」(藤井九段)
第58王座戦第1局は、21時23分、77手まで羽生善治王座の勝ちとなりました。消費時間は羽生4時間40分、藤井4時間59分。勝った羽生王座は王座戦五番勝負の連勝を17に伸ばした。
(烏)
図は▲4四角と打った局面。「まだ先手が優勢」と控え室の声だが、形勢は接近してきた。先手が勝ちきるまでは、まだまだ大変との評判である
羽生王座の優勢がはっきりし、控え室の検討の手は止まりがち。じっとモニターを注視する時間が長くなってきた
図は藤井九段が21分を使って△3五歩と打った局面。消費時間は▲羽生3時間57分、△藤井4時間55分。▲4五角とかわして、控え室のムードは先手優勢
控え室も大盤解説場と同様に立ち見も出ている
解説の渡辺明竜王
聞き手の上田初美女流二段
20時現在で400人程度のお客様が来場頂いているとの情報が現地より入った。
(尚、解説会場の撮影は、日本経済新聞社の許可を得ております)
図は羽生王座が32分の考慮で▲6八金寄とした局面。羽生王座は▲6八金寄として水をグイグイと飲んでいた。ここまでの消費時間は▲羽生3時間43分、△藤井4時間27分