*第58期王位戦七番勝負第3局 Feed

2017年8月 9日 (水)

8月15日(火)と16日(水)の二日間、東急百貨店さっぽろ店で夏休み将棋まつり(主催:北海道新聞社、日本将棋連盟)が開催されます。出演棋士は以下の通り。詳細はリンク先をご覧ください。

【出演棋士】
屋敷伸之九段、中川大輔八段、広瀬章人八段、佐藤慎一五段、藤森哲也五段、石高澄恵女流二段、久津知子女流二段、伊藤沙恵女流二段

【東急百貨店さっぽろ店 夏休み将棋まつり】

https://www.tokyu-dept.co.jp/sapporo/event/detail.html?id=234

Dsc_2506a (感想戦は15時33分に終了。両対局者が大盤解説会場に向かう)

Dsc_2507a(会場では、15時から広瀬八段と渡部女流初段の解説が始まっていた)

Dsc_2513a_2(両対局者が会場に。ファンの皆さんが拍手で迎える)

Dsc_2523a(羽生王位から順に、一言ずつ感想を述べる)

◆羽生王位の感想

序盤に6七に角を打って(31手目)1歩を取って、その歩得がどれくらい生きるかという感じの将棋になったのですが、一手一手が難しかったですね。第4局以降もコンディションを整えて臨めたらいいなと思っています。

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◆菅井七段の感想

1日目から苦しくなってしまったかなと。△3三桂(24手目)と跳ねたところですとか、序盤の細かいところをもう少し考えなければいけなかったと思っています。(次局以降も)一局一局、頑張っていきたいです。

Dsc_2537a(その後はすぐに退場となるはずが、菅井七段から「この場で反省会を」という提案が)

Dsc_2542a(一足先に退場した羽生王位も、状況を察して戻ってくる)

Dsc_2548a(改めて大盤上での感想戦が始まった)

Dsc_2551a(会場は大入り満員)

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Dsc_2422a_2 (終局直後の対局室)

Dsc_2423a_2(1勝を返した羽生王位。終始ペースを握っての勝利となった)

Dsc_2437a(菅井七段は力を出せなかった)

Dsc_2430a ◆羽生王位の談話

――この一局を振り返って、いかがですか。

羽生 ▲6七角(31手目)と打ったのがどれくらい利くかという将棋だったのですが、そうですね、判断がつきかねるような局面がずっと続いていたような気がします。 

――▲3五桂(65手目)から攻めていった辺りはいかがでしたか。

羽生 そんなにはっきりとした成算があったわけではないですが、ゆっくりともしていられないので、動いていくしかないかなと思っていました。

――そのあとの▲9七歩(93手目)辺りはじっくりいかれたのかなと思ったのですが、終盤はいかがでしたか。

羽生 ずっと見通しが立たない感じの将棋だったので、最後に寄せの筋が見えて初めてよくなったかなと思いました。

Dsc_2448a◆菅井七段の談話

――菅井七段は、一局を振り返っていかがですか。

菅井 ちょっと序盤がよくなかったと思います。

 ――序盤のどの辺りでしょうか。

菅井 うーん……。具体的には難しいですけど、ちょっと序盤から苦しかった感じがしますね。

――そのあとは駒が上ずってしまう展開になりましたが。

菅井 1日目の辺りでだいぶ苦しそうなので、まずかったですね。

――その後、終盤まではいかがでしたか。

菅井 いや、さすがにあまりいいところがなかったです。

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七番勝負第3局は137手まで、羽生王位が制しました。後手玉は△8一玉▲8二歩△9一玉▲9二歩△同玉▲8三成銀△9一玉▲8一歩成△同玉▲8二金までの詰み。終局時刻は14時50分。消費時間は▲羽生7時間8分、△菅井4時間36分。羽生王位が制勝でシリーズ成績を1勝2敗としました。第4局は8月22・23日(火・水)、兵庫県淡路市「ウェスティンホテル淡路」で行われます。