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第59期王座戦挑戦者決定戦

2011年7月27日 (水)

お昼の千駄ヶ谷

今朝は曇り空だった千駄ヶ谷ですが、現在は雲がうすまって少しずつ太陽がのぞき始めています。

鳩森神社では、7月30日におこわなれる将棋大会の告知がなされていました。

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(馬谷) 

対局再開

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13時になり対局が再開。渡辺竜王は再開とほぼ同時に▲7九金を着手しました。

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画像は対局室モニターカメラより。

(馬谷)

昼食休憩時の対局室

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対局が行われている特別対局室はふすまが閉められています。

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居飛車穴熊の渡辺陣。

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振り飛車穴熊の久保陣。

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渡辺竜王側。竜王はちり紙と扇子を残して昼食に向かいました。

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こちらは久保二冠側。

(馬谷)

昼食休憩に入る

34手目△5一金の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺竜王が18分、△久保二冠が1時間36分。昼食の注文は渡辺竜王がすきやき重(みろく庵)、久保二冠はなしでした。対局は13時に再開されます。

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写真は渡辺竜王注文のすきやき重。

(馬谷)

対局開始直後の様子

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天野貴元三段(25歳、石田和雄九段門下)の振り駒の結果、歩が4枚出て渡辺竜王の先手に決まりました。

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初手▲2六歩を着手する渡辺竜王

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二手目△3四歩を着手する久保二冠。

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(馬谷)

戦型は相穴熊

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先に穴熊に潜った久保二冠に対して、渡辺竜王も穴熊で対抗。相穴熊の将棋になりました。29手目の局面の実戦例は5局で、居飛車の3勝2敗の成績。居飛車側が星を伸ばすか、振り飛車側が五分に戻すか注目です。

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(馬谷)

ゴキゲン中飛車の持久戦模様へ

Ouza2011072716_2  渡辺竜王の超速▲3七銀戦法に、久保二冠は△4四銀と出る形で対抗。先手の銀の動きを封じ込める作戦です。また3三の角が銀に遮られているため振り飛車側からもさばく順が難しく、じっくりした展開になりやすいのが特徴。久保二冠は過去に3局ほど△4四銀と出る順を採用していて、採用した囲いはすべて穴熊。結果は2勝1敗の成績です。渡辺竜王は居飛車を持って1局経験。その対局で竜王は居飛車穴熊を採用し、勝利を収めています。

(馬谷)

対局開始前の様子

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渡辺竜王は9時50分頃入室し、静かに対局開始を待っていました。

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久保二冠は9時58分頃に到着。

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久保二冠は急いできたのか、席についた後ハンカチで汗を拭いていました。最寄り駅の千駄ヶ谷駅を通る総武線が今朝は遅延。久保二冠もその影響を受けてしまったのかもしれません。

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(馬谷)

渡辺明竜王対久保利明二冠戦は10時開始

おはようございます。第59期挑戦者決定戦の渡辺明竜王対久保利明二冠戦は東京・将棋会館4階の特別対局室で、本日7月27日の10時開始です。本局の勝者が羽生善治王座への挑戦権を獲得いたします。

本日の棋譜コメントは烏記者が、ブログは馬谷が担当いたします。本日はよろしくお願いいたします。Chouketsu

(馬谷)

2011年7月26日 (火)

第59期王座戦挑戦者決定戦、7月27日に対局

第59期王座戦挑戦者決定戦が7月27日(水)に東京・将棋会館で行なわれます。
羽生善治王座への挑戦権は、渡辺明竜王と久保利明二冠によって争われます。渡辺竜王が勝てば、王座戦には2003年以来2度目の挑戦となり、一方の久保二冠が勝てば、2007年以来3度目の挑戦となります。
こちらのサイトでは、挑戦者決定戦の模様を、画像と文章によってお伝えしてゆきますので、ぜひお楽しみ下さい。

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