アジア文明博物館(5)
クレメント・オン・アジア文明博物館館長
「この特別展『Let’s Play! Art & Design of Asian Games』の設営に至るまで、皆さまのご協力とご支援があってこそ、このお二方をお迎えして開催することができて感謝しております。本館の展示室においてまさに第一線でご活躍されるお二方がいらっしゃって、『物と実践』『歴史と現在との対話』を重んじる当館の理念を体現するものとなっております。この展示会を滞りなく開催することができて、お二方に本当に感謝しております」
(藤井王座)
「アジアのボードゲームの展示をしていただき、その中で将棋についても触れていただいていることをとてもうれしく思います。昨日の対局の盤面も忠実に再現していただき、ご来場いただいた方に将棋の魅力が伝わる展示になっているのではないかなと思います。将棋はチャトランガというゲームを起源として、それが日本に伝わって将棋になったといわれています。それぞれの国、地域において、文化のひとつとしてボードゲームが形成されて発展を遂げていったと思うので、そういった過程を全体として俯瞰して見ることができて、本当に興味深い展示になってるなと思います」
(伊藤叡王)
「貴重な展示をいろいろ拝見させていただき、ありがとうございます。自分自身、あまり将棋以外のボードゲームは、まだまだ触れていないものがたくさんあるので、今回こうして色々なものを見ることができて、他の国のボードゲームにも興味を抱いているところです。こうしたボードゲームの展示コーナーは非常に珍しいのかなと思うので、自分もまた機会があればもっと興味深くいろいろ見させていただければと思います」