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2023年9月27日 (水)

手損を受け入れて

2023092729上図は△7五飛の王手に対し、手損を受け入れて玉を引いた局面です。図から(1)△2五飛は、▲2六銀△7五飛▲3八飛△4三銀▲3五銀が一例で、かえって先手の手助けをしている可能性があります。北浜八段と勝又七段の検討では、(2)△7三桂を有力視しています。好機に△8五桂を見せて端の位を生かせます。また▲2六銀△7四飛▲3八飛△4五歩(変化図)で、銀取りを受けながら角交換を迫りやすくなります。

34桂跳ねで6五の地点に利かしておけば、変化図から▲3三角成△同桂に▲6五角の両取りがありません。
Img_2294(北浜八段と勝又七段の検討を、若島さんが見守る)

(武蔵)

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