開始15分ほどで手早く進んでいます。後手はもう下段飛車にまで構えました。
(控室に戻ってきた脇謙二九段と村山慈明八段)
「少し前まで▲4五桂の速攻を狙っていた可能性はあります。永瀬さんはどこまで研究しているのか分かりませんから。ただ25手目▲7八金と上がりましたから、これはもう駒組みですね」(村山八段)
(続いて福崎九段が盤面モニターを眺める。「さすがに序盤は早いですね」と開口一番)
そして数手進むと、村山八段から「珍しい。藤井さんがいきなり右玉を目指したのは初めてじゃないですか」と関係者向けに解説しました。
(虹)