館内ギャラリー
本局が行われている対局室「松風(写真・上)」は、明治天皇が宿泊するために黒田藩が大磯に建てた建物を三井財閥が現在の場所に移築しました。これまで数々の名勝負が繰り広げられています。立会人の塚田九段は1987年の第35期王座戦五番勝負第3局で勝ち、陣屋での勝利が王座獲得の原動力となりました。新聞解説の深浦九段が第48期王位戦七番勝負第7局で▲7七桂の名手を放って初タイトルの王位を獲得したのが「松風」でした。館内には将棋や囲碁の対局写真や色紙などファン垂涎のお宝グッズが展示されています。
(ロビーには升田幸三実力制第四代名人の写真や色紙が展示されている)
(升田幸三実力制第四代名人が執筆した「強がりが雪に轉んで(ころんで)廻り(まわり)見る」)
(第50期王位戦第6局の封じ手。深浦王位が赤ペンで書いた9八香成の文字と矢印が消えかけている)
(ロビーに展示されている升田幸三実力制第四代名人の肖像画と原田泰夫九段の書)
(琵琶)