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「後手は△6三銀と△8一飛の2手は指したいです。対する先手は完成形で、指し手が悩ましい局面だと思います。例えば(1)▲3七桂といきなり跳ねるのは△3五歩の反撃が気になります。なので先に(2)▲4七金と桂頭攻めに備える手は考えられますが、先手玉が薄くなるという懸念があります。または(3)▲2二角成から先手陣の駒組みを進める変化、あと(4)▲6六角で駒組みを進める変化なども考えられますね。現局面は、先手が打開というか、手を作っていくのが難しい印象があります」(豊島八段)
「△6三銀▲6六角△8一飛と、駒組みが続きそうですね」(大橋四段)