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図は10時30分頃の局面。豊島七段が颯爽と飛車をぶつけました。横歩取りではもはやおなじみとなった感のある、飛車のぶつけですが、図の局面の前例はありません。ただし△9四歩▲1六歩の交換がなければ数例あるため、新手という雰囲気ではありません。ここまでの消費時間は▲羽生43分、△豊島28分。実戦は図から▲2五歩△7四飛▲3七銀と進んでいます。飛車交換は陣形的に応じにくい局面だったようです。
横歩取りに勝負を託した豊島七段。(八雲)