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2014年9月18日 (木)

大涌谷

約3000年前、箱根火山で起きた水蒸気爆発によって山崩れが起き、堆積物が地表を覆った。約2900年前には火砕流が発生して冠ヶ岳ができ、火山砕屑物が積もった。この2つの間にできた谷が、現在の大涌谷である。かつては「大地獄」と呼ばれていたが、のちに「大涌谷」に改称された。
ここでの名物は「黒たまご」という、地熱を利用したゆで卵。温泉に含まれる硫黄が鉄分と反応して黒い硫化鉄になり、それが卵の殻に付着するので表面が黒くなる。ひとつ食べると寿命が7年延びると言われる名物だ。

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(文)

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