終局直後
簡単なインタビューが行われた後、すぐに感想戦が始まりました。
■羽生善治王座
「仕掛けの糸口を見つけにくい将棋でした。攻めが細かった気がします。入玉模様になって悪くしました。(72手目△1四歩の局面の見解を聞かれて)その直前の▲7八金右は成算があって指したわけではありません。しかし他の手もわかりませんでした」
■中村太地六段
「2手目△8四歩でどうなるかわかりませんでしたが、△5三銀右急戦は狙ってみようと思っていました。しかし、つまらない将棋にしてしまったかもしれません。自分から手がつくれなくなってしまったので。(72手目△1四歩の局面の見解を聞かれて)本譜の順で攻められたら仕方がないと思っていました。その後は、ちょっとわからないですね。いい手があったかもしれませんが、わかりませんでした」
(牛蒡)