カテゴリ

« 相掛かり | メイン | 南禅寺(2) »

2011年9月20日 (火)

南禅寺(1)

南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、1291年に亀山法皇が開創しました。
後醍醐天皇による禅寺の格付け制度の下、京都五山の第一位となり、その後、足利義満(室町幕府第三代将軍)によって「五山の上」(つまり別格)とされ、隆盛を極めました。
将棋界では「南禅寺の決戦」が有名。一時将棋界から追われていた阪田三吉の将棋大成会(現在の日本将棋連盟)復帰を記念して、1937年2月に木村義雄八段(後の十四世名人)との対局が行われました。持ち時間は各30時間で、7日間にわたる対局でした。阪田の2手目△9四歩が有名な対局です。結果は木村勝ち。

※写真はいずれも9月某日に撮影。

048
(ウェスティン都ホテル京都から徒歩5分ほどのところに南禅寺はある)

051
(湯豆腐は南禅寺周辺での勧進料理が起源とされている。現在でも南禅寺付近には湯豆腐の名店が多い)

067
(この日は休日で、観光客が大勢訪れていた)

071
(境内を流れる水路)

(翔)

このサイトに掲載されている記事・イラスト・写真・商標等の無断転載を禁じます。