36手目△2三金の局面について、西川和宏四段にうかがいました。
「△2三金は予想していませんでした。普通は△2三歩で、△2三金では▲2八飛のあとに▲3五歩(△同銀なら▲3六歩)があるので指しにくいと思っていました。ですが、▲2八飛には△2七歩(参考図)があるのですね。以下▲同飛△3八角▲2六飛△4九角成に▲4八金△3九馬(参考2図)が考えられますが、△3六歩(▲同銀は△4八馬、▲同飛は△2九馬)が残ります。だから△2三金には▲2六飛と引くのではないでしょうか。先手陣は飛車を渡すと早いので、後手は飛車を攻めていこうということだと思います」
(翔)
コメント