2022年2月12日 (土)

20220212j16時30分、局面は1図から△5八馬▲同玉に△3六歩(2図)と進みました。

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△3六歩では△5六歩や△3四金~△6六桂が有力と見られていましたが、藤井竜王の指し手は△3六歩でした。次に△3七歩成と桂を取りながらと金を作っても先手玉が詰めろにはなりませんが、先手にもそれにまさる速い攻めがないと見越しているのかもしれません。△3六歩に渡辺王将が手を止めています。本局最大の勝負所といえるかもしれません。

20220212h局面は終盤戦に突入しています。1図から▲2六飛△5一玉に▲2九飛(2図)と進みました。

20220212i渡辺王将は▲2六飛~▲2九飛と馬を攻めたのです。▲2三飛成や▲3二との攻め合いでは間に合わないと判断したかもしれません。難解な形勢ながらもここにきて藤井竜王がペースをつかんだようです。

昨日、副立会人の佐々木慎七段とGREEN SPRINGSをさんぽしました。ですが、休日とあって施設内が賑わっていたため、撮影できたのはほんのわずかでした。

Dsc_4418 (JR立川駅と逆側の入口で撮影)

Dsc_4420(まぶしさで目を細める佐々木慎七段)

Dsc_4423(上昇輝竜のモニュメントをバックに記念撮影)

2日目午後のおやつは渡辺王将がフレッシュオレンジジュース、フェアトレードコーヒー(冷)、藤井竜王がプレミアムぶどうジュース、アイスアールグレイティーです。

Dsc_5390(渡辺王将が注文したおやつ)

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(藤井竜王が注文したおやつ)

対局場のSORANO HOTELはJR立川駅の北側にある未来型の文化都市空間「GREEN SPRINGS」の敷地内にあります。空と大地と人がつながるウェルビーイングタウンのキャッチコピーで人気を博している次世代の商業施設です。ホテル名に「空」が入っているのは立飛ホールディングスが創業当初に飛行機を製造していたことが由来となっています。

Dsc_4760(GREEN SPRINGSの入口)

Dsc_4767(商業施設の案内板が出迎えてくれる)

Dsc_4769(エスカレーターを上がると芸術的なモニュメントが出迎えてくれる)

Dsc_4771(作家の中村哲也氏が生み出した「上昇輝竜」。後ろ姿も迫力がある)

Dsc_4775(施設内にはエフエムたちかわのラジオブースがある)

Dsc_4778(緑が豊富な遊歩道)

Dsc_4780(ここでコーヒーブレイクもいいかもしれない)

Dsc_4785(木目の歩道もどこか落ち着く)

Dsc_4793(水が流れる大階段。水のない右側を上がることができる)

Dsc_4801(テラス席で食事を楽しむことができる)

Dsc_4804_2 (対局場のSORANO HOTEL)

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昼食休憩再開後、1図から△6六角▲7六歩△3九角成▲8六角△4九馬(2図)と進みました。

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立会人の中村修九段は依然として形勢は難解との見解を示しているが「渡辺さんが▲2二と(77手目)に長考(1時間49分)したのは誤算があったからではないかと感じました。先手は7筋の嫌みを解消しながら▲8六角と角を活用できた点、後手は角を成り込んだ点がお互いの主張です。目につく順は▲3一角成△5一玉▲7五桂ですが、△2七馬と引かれたときにどうか。△4九馬は△2七馬から飛車を取りにいく手と△3四金と桂を取って△6六桂の攻めを見ています。先手にうまい手があるような気もしますが、忙しい局面かもしれません」と解説しています。

Dsc_5298(ウェットティッシュを取り出す藤井竜王)

Dsc_5307(マスクを外して顔を拭う)

Dsc_5319(記録係の鈴木初段から棋譜を借りる藤井竜王)

Dsc_5324(十数秒で棋譜に目を通す)

Dsc_5347(渡辺王将が対局室に戻る)

Dsc_5374_2(緊迫感が増した対局室)

Dsc_5384(渡辺王将)

Dsc_5360(鋭い眼光を盤上に飛ばす渡辺王将)

Dsc_5387(午後の戦いが始まった)