第69期王将戦七番勝負第3局 Feed

2020年2月 7日 (金)

前夜祭の最後に、揮毫色紙や記念扇子の抽選会がありました。

Dsc_5026

Dsc_5049

Dsc_5063(対局者はしばし歓談してから会場をあとにした)

Dsc_5043

Dsc_5123(閉会のあいさつ 上鵜瀬浄・毎日新聞社宇都宮支局長)

「今年の大田原市小中学校将棋大会には166人が集まった。大田原は『将棋のまち』として定着している。明日からの熱戦を期待している」

乾杯のあとは歓談の時間。たくさんの料理がふるまわれました。

Dsc_4956(乾杯の発声 菊池久光・大田原市議会副議長)

Dsc_4963

Dsc_5010(乾杯に使用されたのは大田原の地酒「たまか」。下野新聞でラッピング)

Dsc_4681

Dsc_4996

Dsc_4981

Dsc_4685

Dsc_4971

Dsc_5019

対局者のあいさつです。第1局(渡辺勝ち)と第2局(広瀬勝ち)のスポニチの記事とあわせて紹介します。

Dsc_4881(渡辺王将)

「大田原は毎回おもてなしが手厚い。今年は恒例の与一くん(→リンク)がいないので、どうしたんだろうと思っていた。第3局になって七番勝負も中盤戦。明日から気持ちを新たに、充実した将棋が指せるように頑張りたい」

【渡辺王将が貫禄先勝!さすが“冬将軍”広瀬八段の猛攻一蹴】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/14/kiji/20200113s000413F2547000c.html
【渡辺王将 王将戦第1局で先勝に安堵も「後手番の2局目勝ってこそリード」】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/15/kiji/20200114s000413F2432000c.html

Dsc_4924_2(広瀬八段)

「母方の実家が栃木県にあり、毎年過ごしていた時期があった。大田原で対局できることを光栄に思う。第2局で王将戦恒例の勝利者写真を撮ることができてエンジンがかかってきた」

【広瀬八段 1勝1敗に“攻めの渡辺王将”のお株奪う猛攻】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/27/kiji/20200127s000413F2047000c.html
【王将戦第2局から一夜 広瀬八段、タイ勝に「ホッと」湯っくり】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/28/kiji/20200127s000413F2506000c.html

Dsc_4935

対局者と関係者の紹介があり、対局者は色紙贈呈や花束贈呈を受けました。

Dsc_4819

Dsc_4824(左から滝口初段、中座七段、青野九段、渡辺王将、広瀬八段)

Dsc_4847(色紙贈呈)

Dsc_4856(大田原市小中学校将棋大会の上位入賞者有志による寄せ書き)

Dsc_4873 (花束贈呈)

ホテル花月で18時から前夜祭が開催されました。

Dsc_4739(磯部亨・スポーツニッポン新聞社取締役ビジネス開発担当)

「王将戦の模様をスポニチらしいスタンスで報道している。恒例の写真にお二人のどちらがどのような笑顔で登場するか、ご注目ください」

Dsc_4749(鈴木大介・日本将棋連盟常務理事)

「絶好調の渡辺王将と勢いのある広瀬八段の対戦。タイトル戦は先手番の勝率がいい。第3局は今期の七番勝負を占う大きな一局になる」

Dsc_4801_2(藤原和美・大田原副市長)

「15期連続での開催は非常に光栄。大田原は米、鮎、和牛、新鮮な野菜、地酒が有名。ぜひ堪能していただきたい」

Dsc_4768

検分を見守ったのは関係者だけではありません。「第13回大田原市小中学校将棋大会」に出場した子どもたちの姿もありました。検分を見学したあと、青野九段と中座七段から将棋についての話がありました。
中座七段は将棋の上達法を子どもたちに伝授。実戦を指す、観戦記を読む、中継を見る、AIで局面を調べるなど、勉強方法はいくつもありますが、いちばん大切なのは「自分の力で考えること」だといいます。青野九段は「将棋を指すことで集中力がつき、論理的思考もできるようになる。それを自分の人生に役立ててほしい」と話しました。

【小学生棋士166人熱戦 大田原で将棋大会|毎日新聞(有料記事)】
https://mainichi.jp/articles/20191017/ddl/k09/040/136000c

Dsc_4647

Dsc_4675

Dsc_4624

Dsc_4663

検分は17時ごろから5分ほど。暖房器具(ヒーター)の位置などは、明日の様子を見ながら決めることになりました。渡辺王将はいつもと違う駒が用意されたことに気づいていたようです。使用される駒は明日の昼食休憩時にお伝えします。

Dsc_4579(ホテル花月の一室が対局室となる)

Dsc_4602(渡辺王将が先手番で落とせない一戦。番勝負の先手はテニスでいえばサービスゲームだ)

Dsc_4592(広瀬八段は後手番。本局に勝てばサービスブレイク。大きなアドバンテージとなる)

ホテル花月に到着後、渡辺王将と広瀬八段は取材と揮毫を交互にこなしました。

Dsc_4516(ホテル花月の外観)

Dsc_4519 

Dsc_4498(渡辺王将は「志高」や「一歩千金」と書いた)

Dsc_4546(広瀬八段は「飛躍」や「思源」など)

Dsc_4558

対局者をはじめとする関係者一行は、東京から新幹線と車で大田原市に入りました。大田原市は晴天でしたが、東京よりも寒く感じました。明日の気温は8度から-5度と予想されています。

Dsc_4482(東京駅にて渡辺王将。前日は東京・将棋会館で対局があった)

Dsc_4470(広瀬八段はリラックスした様子だった)

Dsc_4476

渡辺明王将に広瀬章人八段が挑む第69期大阪王将杯王将戦七番勝負。第2局までに、それぞれ1勝を挙げました。第3局は2020年2月8、9日(土、日)に栃木県大田原市「ホテル花月」で行われます。立会人は青野照市九段、副立会人は中座真七段、記録係は滝口勇作初段(石田和雄九段門下)が務めます。
本局の先手は渡辺王将。持ち時間は2日制で各8時間。対局開始は9時。昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目18時以降の指し手を封じ、翌日9時から指し継がれます。

【第3局 棋譜中継ページ】
https://mainichi.jp/oshosen-kifu/200208.html

【主催:スポーツニッポン新聞社】
http://www.sponichi.co.jp/
【主催:毎日新聞社】
https://mainichi.jp/
【特別協賛:大阪王将】
https://www.osaka-ohsho.com/
【協賛:囲碁将棋チャンネル】
http://www.igoshogi.net/

【第3局後援:大田原市】
https://www.city.ohtawara.tochigi.jp/
【第3局後援:下野新聞社】
https://www.shimotsuke.co.jp/
【第3局協賛:アサヒビール】
https://www.asahibeer.co.jp/

インターネット中継は棋譜コメントを文が、ブログを牛蒡が担当します。よろしくお願いいたします。