第68期王将戦七番勝負第2局
2019年1月27日 (日)
大盤解説会案内
1日目に続き、2日目も高槻現代劇場で大盤解説会を実施します。
時間:10時開始、終局まで
出演棋士:浦野真彦八段、里見咲紀女流初段(桐山清澄九段、脇謙二八段をはじめ、ゲスト棋士の飛び入りの可能性あり)
対象:小学生以上
入場料:2,000円
定員:150名(先着順。会場受付で当日申し込み)
動画中継2日目
2日目は8時45分から囲碁・将棋チャンネルの将棋プレミアムでも中継され、8時50分から9時45分、14時から19時は囲碁・将棋チャンネルとの同時中継となります。解説は8時50分からで解説者は戸辺誠七段、聞き手は貞升南女流初段がそれぞれ務めます。
【第68期王将戦七番勝負第2局2日目】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=d9422ed7917bbb3a409198e6b81e81ce
2日目の予定
2019年1月26日 (土)
1日目終了
久保王将が43手目を封じる
手待ち戦術
摂津峡(2)
摂津峡(1)
歩がぶつかる
渡辺明棋王は舟囲いに右銀を5三に加えた形から、△3一金と寄って前例を離れました。以下、▲9六歩△9四歩と進んで1図。△3一金とする形は将棋ソフトの「elmo」が使い始めたようです。関西では若手を中心に、腰掛け銀になぞらえたか「座布団金」などとも呼ばれる形で、いずれ△5一金と引けば金銀が連結します。1図から▲5九飛△7二飛▲7九飛△8二飛▲7八飛(2図)。先手の飛車は金の右にいましたが、1手で左側にワープした勘定です。以下、△7三桂▲5八金寄△6五歩(3図)。虚々実々の駆け引きを経て、歩がぶつかりました。久保王将は▲6八飛と戦場に飛車を送ります。(久保王将は巧みに飛車と金を繰り替え、相手の仕掛けを迎え撃つ)