第65期王将戦七番勝負第2局 Feed

2016年1月24日 (日)

12時30分、図の34手目△7三桂の局面で、羽生名人が28分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生名人2時間5分、△郷田王将1時間5分。昼食の注文は、郷田王将が海鮮丼定食、羽生名人がとろろ付き割子そば。対局再開は13時30分です。

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12時過ぎ、指導対局を終えた3棋士が控室に戻りました。森下九段と飯野女流1級はモンテローネの「イチゴトルテ」でおやつタイム。

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(飯野女流1級の笑顔で美味しさが伝わってきます)

時刻は11時30分を回り、30手目△5二金まで進みました。

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両者が3日前に対戦した第9回朝日杯将棋オープン戦では、郷田王将が先手、羽生名人が後手で同じ局面になりました(参考1図)。

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朝日杯の将棋は、以下▲9六歩△1四歩▲2五歩△3三銀▲3七桂△7三桂▲4五歩(参考2図)で、郷田王将が仕掛けています。本局はどうなるでしょうか。

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島根県安来市にある「さぎの湯荘」。昨年、新安来市発足10周年記念事業の一環として、この地で初めてタイトル戦を行いました。

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(中央の廊下を渡る途中で……)

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(前期の王将戦で揮毫した和紙が、額に入れて飾られている)

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(当時の封じ手用紙)

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(外は微かに雪が降っており、現在の気温はマイナス4度)

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(助からないと思っても助かっている。安来市名誉市民である故・河井寛次郎の書)

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◆郷田 真隆(ごうだ まさたか)王将◆

・棋士番号195
・1971年3月17日生まれ(44歳)
・東京都出身
・(故)大友昇九段門下
・1990年、四段(プロ入り)
・2001年、九段
・タイトル戦登場は17回。獲得は王将1期、王位1期、棋王1期、棋聖2期の計5期
・棋戦優勝は7回

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◆羽生 善治(はぶ よしはる)名人(王位・王座・棋聖)◆

・棋士番号175
・1970年9月27日生まれ(45歳)
・埼玉県所沢市出身
・二上達也九段門下
・1985年、四段(プロ入り)
・1994年、九段
・ タイトル戦登場は125回。獲得は王将12期(永世王将)、竜王6期、名人9期(十九世名人)、王位17期(永世王位)、王座23期(名誉王座)、棋王13期(永世棋王)、棋聖14期(永世棋聖)の計94期
・棋戦優勝は43回

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(9時になり、対局が始まりました。先手は羽生名人です)