第65期王将戦七番勝負第1局 Feed

2016年1月11日 (月)

Img_6254大手門は掛川城の東南方向にある。

Img_6257歴代の掛川城主。初代は朝比奈氏。毎日新聞社の朝比奈豊社長も掛川が地元。

Img_6258大手門に登る急階段。

Img_6260大手門脇にある三光稲荷。

Img_6261山内一豊が掛川城主だった時代に建てられたようだ。

Img_6264大手門の先は昨日も紹介した逆川。

Img_6262逆川のほとりは掛川桜並木になっている。春が楽しみだ。

10時30分、対局者におやつが運ばれました。郷田王将は「モンブラン」と「キウイジュース」、羽生名人は「ホットコーヒー」。両者に「イチゴ(紅ほっぺ)が添えられています。

Img_6569郷田王将は昨日に続いてモンブラン。ジュースはイチゴかキウイに変えてきた。

Img_6567羽生名人は「ホットコーヒー」。今日もケーキは午後なのか。

Img_6530封じ手を開封する中村修九段の手元。さすが、落ち着いた手つきだった。

Img_6556切り口を1センチほど残すのが手筋だが、見た目よりも難しい。

Img_6559封じ手を赤ペンで図面上に示すのが作法だ。

2016年1月10日 (日)

Img_6386羽生名人が封じ手のため別室へ。立会人が定位置に着いて待つ。

Img_6380郷田王将はスッキリとした表情で待っていた。

Img_6392数分して羽生名人が封じ手を終えて戻った。

Img_6399_2郷田王将が封緘の署名をする。

Img_6407立会人に預けられて封じ手が完了した。

Img_6418封じ手を知るのは羽生名人だけだ。

Img_64261日目が終わった。対局は明日9時に再開する。

【封じ手予想】
「6四の角は先手の飛車をにらむために出た角なので、△4二角など左に引く手はやりにくい。よって△8二角か△7三角の二択と見ます。どちらかは非常に悩ましいところですが、うーん……△7三角ですかね。今日は羽生名人が作戦勝ちを目指して動き、郷田王将がそれを許すまいとして流れが激しくなりました。明日は、朝から激しい展開が予想されます」(中村修九段)
「中村先生が△7三角でしたので、私は△8二角を予想します」(中座七段)
このほか、記録係の門倉四段も△8二角を予想しています。

以上で1日目の更新を終わります。
明日の対局再開をお楽しみに。

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第65期王将戦七番勝負第1局、▲郷田真隆王将-△羽生善治名人戦は、羽生名人が40手目を封じて1日目が終了しました。封じ手にかけた時間は32分。1日目の消費時間は▲郷田3時間43分、△羽生3時間53分(持ち時間は各8時間)。2日目の対局は明日9時に始まります。


時刻は17時45分を回りました。
18時を過ぎると、次の一手が封じられます。

Img_6364控室では立会人の中村修九段が封じ手セットを持ってスタンバイ。このあと対局室に向かった。

38後手の5筋からの仕掛けに対して、先手は手堅く受けて局面を収めました。しかし、羽生名人は△4四銀引とこちらに引いて△8五桂▲8六銀を利かせてから△6四角と、積極的な駒運びを見せています。夕方になって指し手が進みだし、控室の検討も熱を帯びてきました。

■Twitter解説■
高橋道雄九段>次は△4五銀がちらつきます。かといって▲3七桂には△3五歩がちらつく。ここは郷田王将としても、慎重な対応が求められます。堂々と▲7八金として大丈夫であればいのですが。

Img_635817時頃、掛川城はライトアップされている。

Img_6362夕闇の中で、対局室が浮かび上がっている。