（大船渡市民文化会館。建築家の新居千秋氏の設計で、市の碁石海岸にある穴通磯をイメージして作られた。2009年度の日本建築大賞を受賞した）

（大船渡市民文化会館は旧大船渡市と三陸町が合併したのを記念して造られた）

（中庭にあるイルミネーションは大阪府茨木市から寄贈されたもの）

（熟考）

（吉岡由進師作の水無瀬兼成書）

対局者の１日目の昼食は佐藤王将がめかぶの四色丼、渡辺竜王は天ぷらそば。

（佐藤王将の昼食。めかぶの四色丼は近くの「すごう」という海鮮料理店のもの。めかぶといくら、あわび、ほたての４色）

（渡辺竜王は天ぷらそば。こちらは市民文化会館のレストランのもの）

図の33手目▲８八銀の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲佐藤２時間19分、△渡辺51分。対局は13時30分に再開されます。

（自動販売機の横を通る道は以前の国道45号線。その上はJR大船渡線、さらに上に国道45号線が通る）

（大船渡線の線路が途切れている。先にあった大船渡駅は津波が直撃し、そのほとんどを消失した。現在大船渡線は気仙沼から終点の盛駅までが不通。その区間は路線バスへの振替輸送を行っている）

（大船渡プラザホテルは大船渡駅前にある）

（2011年12月から、大船渡駅西側に仮設商店街の「おおふなと夢商店街」がオープン。駅前にともる復興のあかり）


（さまざまな船が大船渡港を行き来する）

（一夜明けて雪はやんだ）

（積雪は８センチほど）

（サン・アンドレス公園。スペインの使節セバスチャン・ビスカイノが、1611年の聖アンドレスの祭日に大船渡港へ入港したことから名付けられた。東日本大震災で被災したが、展望台に上がることはできる）

（大船渡湾。奥に大船渡魚市場が見える。復興が進み、現在は通常営業されている）

（モニターを見る屋敷九段。読んでいるのは週刊将棋２月13日号）

（握り詰に挑戦する佐藤秀七段。うまい出来栄えにならないか苦心している）

（コーヒーブレイクと盤上没我）

10時30分になり、午前のおやつが出されました。佐藤王将はフルーツの盛り合わせとホットコーヒー。渡辺竜王はホットコーヒーのみでした。

（佐藤王将のおやつ）
（キウイフルーツはくりぬいた皮を器にして盛られていた）

佐藤王将の先手で始まった対局は双方角道を開けて横歩取りに進みました。２手目△８四歩派といわれる渡辺竜王ですが、２月に入ってから横歩取りを採用しています。
９時50分現在は26手目△５一金まで進みました（下図） 。後手の△５二玉型の中原囲いが2010年代になって流行した駒組みで、３筋からの攻めに前もって遠ざかっている意味があります。