対局者が去ったあと、関係者による戦型予想が行われました。
(立会人の深浦九段)
「第5局まで一進一退の戦いが続いている。藤井王将は連戦が続いているが、リラックスした様子も見えていいコンディションでこられているのではないか。羽生九段は第2局で相掛かりでいい形を築かれた。相掛かりか矢倉になりそう」(副立会人の田村七段)
「第5局まではすべて先手が勝っている。先手の羽生九段は、角換わりか相掛かりを選ぶのではないか」(現地大盤解説会の解説を務める豊川孝弘七段)
「これまでの5局、初手はすべて▲2六歩だった。そうなるのならば、角換わりや相掛かり。ただ、初手▲7六歩なら、矢倉も考えられそう。ともかく、相居飛車であることは間違いない。大盤解説会にきていただける方も、中継でお楽しみになられる方も、脳みそフル回転で楽しんでほしい」(大盤解説会の聞き手を務める武富礼衣女流初段は、佐賀県初の女流棋士)
「5局のうち、角換わりは2局あるものの、そのほかはすべて違う戦型だった。自分は矢倉の将棋を見てみたい」
以上で本日の中継ブログの更新を終了します。対局は明日9時開始です。
お楽しみに!