上図で藤井竜王が2時間以上の長考を見せています。大盤解説会場で検討する井上九段、稲葉八段、里見咲女流初段は△3六角の前に、△8八歩が入るかどうかを検討しています。▲同金で壁形にできれば△3六角がより厳しいものになります。検討では△8八歩以下、▲2三歩成△同歩▲同角成△8九歩成▲4五銀△3三桂▲同馬△同銀▲2一飛成△3一歩▲5四銀△同歩▲4五桂(変化図)と進めました。大盤解説会場の検討陣は、「その局面まで進めば先手も指せそう」との見解を示しています。
(井上九段を中心に、里見咲女流初段と)
(稲葉八段が検討を見守る)
(詰将棋色紙を作成する浦野真彦八段は、高槻市出身棋士のひとり)
(浦野八段とともに、子ども将棋大会の審判を務めた長谷川優貴女流二段も揮毫する)
2022年1月22日 (土)