2020年1月

2020年1月12日 (日)

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【封じ手予想・棋譜コメント55手目から】

封じ手予想は中村修九段が△8四飛、神谷八段、礒谷女流初段、広森三段は△6三金を予想している。
いずれも桂頭を守る手だが、受け方が分かれた。ただ、局面としては後手を持ちたいという声が多い。 「△8四飛か△6三金かは迷いましたが、△6三金だと玉が薄いのが気になりますので、私は△8四飛にします」(中村修九段)
「私は△6三金です。ここは手厚く受けておいて。以下は▲7六金直△4二角▲7七桂△3一玉という進行になるのかな。個人的には後手を持ってみたい気がします」(神谷八段)
「ここは△6三金と上がって、以下は▲7六金直△4二角と進むのでしょうか。後手は3筋の壁を解消し、玉を3一に移したい気がします。形勢は互角と思いますが、どちらを持つかといえば後手ですね」(礒谷女流初段)
「私も△6三金です。3一角を動かし、玉をしっかり囲うイメージで。後手を持ちたいですね」(広森三段) 

Dsc_0570(ライトアップされた掛川城)

本日のブログ更新は以上で終了します。第1局2日目をお楽しみに。

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▲7五歩に対して、広瀬八段が20分使って、封じ手を行いました。1日目の消費時間は▲渡辺王将4時間1分、△3時間31分。対局は明日9時から指し継がれます。

Dsc_0583(広瀬八段が封じ手を行う間、対局室で待つ渡辺王将と中村修九段)

Dsc_0591(封じ手を立会人の中村修九段に渡す広瀬八段)

Dsc_0594(渡辺王将が駒を片づけて、1日目が終了しました)

 

今日の午前中、佐々木大五段と掛川城の天守閣まで上りました。掛川城は山内一豊が城主として10年間在城。掛川城に初の天守閣をつくりました。掛川城は2006年に日本百名城に認定されています。

記事のタイトル「ささ散歩」はスポニチ記者の方がユニークな命名をしてくれました。

Dsc_0415(まずは掛川城に上がる前に1枚)

Dsc_0416

Dsc_0443(掛川城内は急階段)

掛川城近くの「掛川市立図書館」では「はじめての将棋教室」が開催されていました。講座は昨年7月に第1回が行われ全6回で、今回が最終回。

Dsc_0466(指導を行っていたのは、左から中尾敏之六段、高野智史五段、加藤桃子女流三段、礒谷真帆女流初段)

Dsc_0462001(指導中の高野智五段)