2018年1月 7日 (日)

掛川市

掛川市は静岡県西部に位置する都市で、人口はおよそ12万人(2017年11月現在)。東海道の主要な宿場町として古くから栄えました。街のシンボルともいえる掛川城は、室町時代に今川氏が家臣の朝比奈氏に銘じて築城され、さらに戦国時代に豊臣秀吉の直臣、山内一豊が城主となったあと、天守閣や大手門が建立されました。それにより、城下町としても大きく発展を遂げて現在に至ります。

Img_1687 掛川駅は東海道新幹線が停車する大きな駅だが、掛川城側の北口は城の景観に合わせてレトロな木造になっている。

Img_1684 駅前にある二宮金次郎の像。
二宮金次郎(金次郎は通称・幼名は金治郎)はのちの二宮尊徳で、掛川に根付く報徳の教え(いろいろなものの恩徳に感謝しながら生活する思想)を広めた。掛川には報徳思想を受け継ぐ大日本報徳社があり、二宮尊徳の残した報徳の教えは、掛川市民に広く根付いているという。

Img_1677 掛川駅から掛川城に向かう途中に、本局の協賛をする掛川信用金庫がある。こちらも、城の景観に合わせたレトロな作りだ。

Img_1675 掛川信用金庫を過ぎると、すぐに掛川城の大手門が見えてくる。

Img_1651_2 掛川城の前を流れる逆川。川岸の崖が欠けるように崩れる様から、欠け川(懸け川とも)と呼ばれ、そこから掛川の地名がつけられたと考えられている。掛川城の天然の堀の役割も担っていた。

Img_1657 今日は天気がよく、鴨の一家が気持ちよさそうに泳いでいた。