2024年7月30日 (火)

2024073030_3上図のまま動かず、12時30分となり、昼食休憩に入りました。図の局面で藤井王位は2時間40分を消費し、消費時間は▲藤井2時間48分、△渡辺22分です。昼食は藤井王位が松花堂弁当、渡辺九段は鉄火丼(ごはん少なめ、わさび抜き)、赤だし、香物です。
20240730img_0865_2(肉から魚まで豊富な食材が用いられた弁当)
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20240730img_0868(造りの鯛と鰤は徳島県産)

20240730img_0869(渡辺九段の注文)
20240730img_0870(渡辺九段はわさびを抜いて注文した。本品は撮影用)

藤井王位は渭水苑で過去に3局対局して全勝しています。同地を初めて訪れた第62期、そして前期で防衛を果たし、藤井王位にとっては縁起のいい対局場です。一方、渡辺九段は「徳島県は通ったことがあっても泊まったことはない」と、話していました。今回初めて渭水苑で対局及び宿泊することになりました。
Img_0507_3(前日の記念撮影)

2024073030_2図の局面で、藤井王位は1時間超えの長考に沈んでいます。控室では、小林健九段と武市七段が継ぎ盤を囲み、検討を始めました。類型の▲2九飛に△6五桂と跳ねる変化を調べています。以下▲8八銀△7六歩▲6六歩は△7七歩成から清算できるため、桂をただで取られる心配はありません。
上図から▲7五同歩△6五桂▲8八銀△8六歩▲同歩△同飛▲8七銀には、△同飛成の強襲が成立します。以下▲同金△3九銀▲3八飛△4八銀成▲同飛△3九角▲5八飛△4八金(変化図)の飛車銀両取りが決まります。飛車を渡しても、後手の陣形の低さが生きる展開です。2024073046

Img_0791(仕掛けられた藤井王位は、惜しみなく時間をつぎ込む)
Img_0862(小林健九段は和服からスーツに着替えた)
Img_0863(武市七段は先手側に座る)

午前の控室は、大盤解説会用で使用される色紙のサインや、序盤の進行について検討が行われています。
Img_0728(武市七段の色紙は、マス目を書いての必至問題が定番)
Img_0834(問題を解いた小林健九段は「いい問題だね」)
Img_0727(島井女流二段)
Img_0854(清水女流七段は継ぎ盤に座る)
Img_0855(この数手後に△7五歩が突かれ、戦いが起こった)

2024073030戦型は角換わりとなりました。現局面は前例を離れていますが、9筋の歩を突き合った類型は2局指されています。どちらも2020年のもので、▲2九飛△7六歩▲同銀△6三銀と進んで、▲1勝△1勝の戦績です。
Img_0797(渡辺九段は後手番ながら、積極的に局面を動かす)

1日目午前のおやつの時間となりました。藤井王位は抹茶と季節の和菓子「潮鳴り」、渡辺九段は季節のフルーツとアイスコーヒーを注文しました。
20240730img_0860(藤井王位の注文)
20240730img_0857(渡辺九段の注文)
20240730img_0858(渡辺九段はスイカなしのものを頼んでいる。本品は撮影用)