2016年5月17日 (火)

49図は▲広瀬-△佐藤康戦の14時37分の局面。金2枚の穴熊に囲った広瀬八段が4筋から仕掛けました。この筋の歩をすんなり手持ちにできれば、4八銀も使いやすくなって駒の活用が見込めます。しかし、後手もどこかで△4二飛と回って迎え撃つ順が予想されており、主導権をどちらが握るのか、まだわかりません。
▲4六歩までの消費時間は▲広瀬1時間47分、△佐藤康1時間38分。

40図は▲佐藤紳-△豊島戦の14時30分の局面。
序盤戦は工夫した立ち上がりでしたが、その後互いに腰掛け銀に組んでじっくりとした駒組みが続いていました。佐藤紳七段は堂々と▲8八玉と入城して、仕掛けを誘った形。対して豊島七段は27分使って△6五歩と仕掛けています。いよいよ戦いが始まりました。
△6五歩までの消費時間は▲佐藤紳1時間47分、△豊島1時間30分。

Oui201605170401_41_2図は14時30分頃の局面。脇八段は両端の歩を伸ばし、7一玉型の片美濃に囲いました。対して菅井七段が▲8六歩と突いたところで脇八段が50分以上考えています。

Sugai03_2 (先手の菅井七段)

Waki03_2 (後手の脇八段)

Asa7_2 (関西将棋会館「御上段の間」の床の間。永世名人4人の書)

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▲木村-△森内戦は横歩取りの戦い。先手は▲7七角と備えて△8六歩と合わせる筋を消してから▲3六歩と突きました。対して森内九段は△2四飛と強く飛車をぶつけています。先手が飛車交換に応じるのか、拒否するのか、注目が集まるところです。

32▲佐藤紳-△豊島戦は、角換わりから、互いに腰掛け銀にする前に桂の活用を急ぎました。現在は先後同型になっています。

Img_1681佐藤紳七段は▲3六歩~▲3七桂を急ぐ構想を見せた。

Img_1671それを見た豊島七段も桂を活用し、先後同型にして対抗している。

37▲山崎-△瀬川戦は横歩取りの戦い。山崎八段が独特の構想を見せています。

先手:山崎隆之八段
後手:瀬川晶司五段

▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲3六飛 △8四飛
▲2六飛 △2二銀 ▲8七歩 △5二玉 ▲5八玉 △7二銀
▲3八金 △1四歩 ▲7七角 △7四歩 ▲6八銀 △7三桂
▲4八銀 △1五歩 ▲5九銀右 △9四歩 ▲9六歩 △6二金
▲2四歩