2025年9月 9日 (火)

本局の模様は中日新聞・東京新聞のYouTubeチャンネル、ABEMAで中継されます。ABEMAの出演者は1日目が中村修九段、梶浦宏孝七段、飯野愛女流初段、和田はな女流1級。2日目が藤井猛九段、村田顕弘六段、矢内理絵子女流五段、小高佐季子女流初段です。

【中日新聞 東京新聞 将棋 YouTube(1日目)】
https://www.youtube.com/watch?v=XebunYGrcqk

【中日新聞 東京新聞 将棋 YouTube(2日目)】
https://www.youtube.com/watch?v=oKKxgXksS5A

【ABEMA(1日目)】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/AFsst3QRWNy5My

【ABEMA(2日目)】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/AFssrpVhnNBvej

2025年9月 8日 (月)

藤井聡太王位に永瀬拓矢九段が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は、王位の開幕3連勝から挑戦者が2連勝と巻き返しました。藤井王位が防衛を決めるか、永瀬九段がフルセットに持ち込むか。正念場の第6局は9月9・10日(火・水)、東京・将棋会館で行われます。立会人は青野照市九段、副立会人は八代弥八段、記録係は國井勝太三段(木村一基九段門下)が務めます。
持ち時間は各8時間。両日とも対局開始は9時、昼食休憩は12時30分から13時30分まで。1日目18時の時点で手番の対局者が次の手を封じ、2日目に指し継がれます。本局の先手番は藤井王位です。
中継は棋譜・コメント入力を玉響、ブログを文が担当します。

※第6局は当初、静岡県牧之原市「平田寺」で開催が予定されていましたが、同市が竜巻による甚大な被害を受けたため、対局場所が変更になりました。前日の検分、前夜祭は行われません。

【主催:新聞三社連合】

【主催:日本将棋連盟】
https://www.shogi.or.jp/

【第6局主催:東京新聞】
https://www.tokyo-np.co.jp/

【特別協賛:伊藤園】
https://www.itoen.jp/oiocha/

2025年8月27日 (水)

Kansou01(快勝で2勝目を挙げた永瀬拓矢九段)

Kansou02 (藤井聡太王位は七番勝負初めての連敗となった)

Kansou03 (感想戦は和やかな雰囲気で行われた)

Kansou04(永瀬九段の逆転奪取はあるのか)

Kansou05 (藤井王位は悪い流れを断ち切れるか)

Kansou06

Kansou07

Kansou08
以上で本局の中継を終了します。第6局は9月9日(火)から10日(水)にかけて、静岡県牧之原市の平田寺で行われます。そちもお楽しみに。

Go01 (主催者からインタビューが行われた)

──1日目を振り返って。
永瀬 ▲3一角(69手目)までは予定ではあったのですが、△5三角(74手目)の局面が見通しが立たなかったので、封じ手となりました。

──2日目の午前中の進行は。
永瀬 (75手目から)▲7五歩△同歩▲7六歩は昨晩考えた手順ではあったのですが、速い手ではないので、間に合うかどうか読みを入れていました。

──78手目△8六桂の局面はどのように見ていましたか。
永瀬 ▲8六同歩△同歩▲7五歩△8七歩成▲8二歩の展開は激しいので、こちらも危険な形なのかなと思いながら指していました。

──最終盤の局面は。
永瀬 正確に形勢判断ができていたかは分かりませんが、▲7三歩成(89手目)や▲5三竜の含みが多いので、攻防手が発生しやすく、▲7一銀(91手目)と打って速度は上回っているかなと思いました。

──改めて一局を振り返って。
永瀬 角換わりの対右玉の将棋で、とても重要な局面が多かったのかなと思います。途中までは予定ではあったのですが、難しい局面が多かったのかなと思います。

──次戦に向けて。
永瀬 もう一局指せますので、精一杯準備して頑張りたいと思います。

Nagase07 (2連勝と巻き返した永瀬拓矢九段)

──1日目を振り返って。
藤井 かなり激しい展開になったのですが、ちょっと△9五歩(66手目)の端攻めが、それほど威力がないのが誤算で、▲3一角と打たれた局面は苦しくしたかなと感じていました。

──74手目△5三角から▲7五歩で玉頭戦になった辺りは。
藤井 △5三角に▲2二竜とか、先手に有力な手が多いかなと思っていたのですが、▲7五歩△同歩に▲7六歩で急所を突かれて速度負けしているかなと思いました。▲7六歩で確実な攻めを見せられて、粘りにいく手が難しい状況になってしまったかなと思います。

──△8六桂と打ったところは。
藤井 と金を作る展開にはなったのですけど、最後は攻防手で受けられてしまう形なので、見切られてしまっている展開かなと思いました。

──改めて一局を振り返って。
藤井 1日目の時点で苦しくしてしまったので、形勢判断が甘かったかなと思いますし、課題の残る一局だったと思います。

──次戦に向けて。
藤井 前局、本局と内容のよくない将棋が続いてしまったので、まずはそういったことがないように、終盤まで難しい局面が続くような将棋が指せるように、第6局に向けて取り組んでいきたいと思います。

Fujii06(藤井聡太王位は力を出せなかった)

(書き起こし:夏芽)