2019年9月 9日 (月)
1日目昼食休憩
佐々木勇七段の解説図
前図から木村九段は1時間11分の長考で▲7六歩と突きました。角がぶつかって緊張感が高まっています。この手は控室で検討していた佐々木勇七段が本命視していた手。この先の読み筋を図面で紹介します。
▲7六歩以下、△3五歩▲2二角成△同銀▲7七桂で参考1図。
上図から△5五飛▲6六角△5四飛▲3五銀△6四歩(参考2図)は長い戦いになる。「いい勝負だと思います」と佐々木勇七段。
戻って参考1図から「△3三桂が練習将棋で本田奎四段に指された手」と佐々木勇七段。以下▲8五桂△3六歩(参考3図)で激しい戦いになるとのことです。

ぶらり陣屋散歩
立会人の先崎九段、副立会人の佐々木勇七段と陣屋の庭と周辺を散策しました。
陣屋には50回ぐらいは来ている、という先崎九段に案内してもらった。将棋の仕事抜きでプライベートでも何度も訪れているとのことだ。
昔はタイトル戦というとテレビの撮影スタッフなども大勢いて、鶴巻温泉界隈の居酒屋、スナックが関係者で一杯になっていたとのこと。
図は10時40分過ぎの局面。
散策から戻ると図の局面で木村九段が手を止めているところで、先崎九段はさっそく検討を始めました。
「形は玉を寄るか上がるかなんですよ。▲6八玉は△7四歩から攻められる形になったときにバランスがいい。でも、△3五歩▲2七銀△8四飛からひねり飛車みたいに指されたときに進展性がない。▲6九玉は▲6八銀~▲7九玉と進展性はありますけど、△7四歩のときがどうか」(先崎九段)





12時30分、図の局面で豊島王位が36分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲木村2時間4分、△豊島1時間11分。昼食の注文は両者ともに「陣屋特製豚漬け重」と「抹茶」です。対局は13時30分に再開します。







図は9時40分の局面。