2020年8月 5日 (水)

2020080483_2控室では先手の攻めが厳しいのではないか、との声が聞かれます。上図から△3五歩▲5三桂成△同金に▲1五角が絶好の飛び出しで、次に▲3三角成△同金▲1三香成で後手陣が崩壊します。
藤井棋聖の切れ味鋭い攻めが、的確に後手陣の急所を突いているようです。
この手で藤井棋聖の残り時間が1時間を切り、58分になりました。対する木村王位は1時間15分を残しています。

Img_6034(先手が指しやすい局面になっている)

2020080470_2木村王位は1時間4分の長考で、△3五同歩と応じました。控室では△6五桂の攻め合いが考えられていましたが、▲6六銀△8六歩▲同歩△同角▲同角△同飛▲8七歩△8五飛に、▲6四角(変化図)が切り返しで後手の指し手が悩ましいとされていました。
△3五同歩にも触れられており、王位の棋風なら考えられる、との声もありました。「受け師」の本領発揮となるでしょうか。
2020080479Img_6045(木村王位は堂々とした態度)

15時、午後のおやつの時間です。木村王位はフルーツの盛り合わせとオレンジジュース。藤井棋聖はパインジュースのみを頼んでいます。

Img_6076(メロンやデラウェア、イエローピタヤ、ゴールデンキウイなどが並ぶ)

Img_6082(パインの中には、マスカットやスイカ、パパイヤが盛られている)

Img_6068(藤井棋聖の注文)

202008046814時25分の局面です。検討ではやや先手が指しやすそうとしながらも変化が多く、難しい局面のようです。
控室では現局面から▲3五歩△6五桂▲6六銀△8六歩▲同歩△同角▲同角△同飛▲8七歩△8五飛(変化図)を調べています。後手は次に△1八角の楽しみがあり、先手よりもひと足早く動ける可能性もありそうです。

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(検討する都成六段)