2020年8月 5日 (水)

20200804124後手玉の上部脱出が現実味を帯びてきました。上図で▲1五金は△3四玉から逃げられそうです。
後手の粘りが実を結び、反撃のターンが回ってくるでしょうか。

Img_6088(後手を持つのは「不倒流」こと淡路九段)

20200804110_2木村王位は入玉を含みに粘りを見せます。飛車が4筋より左に飛車が逃げれば、△3七桂成から上部脱出が見えてきます。

Img_6048(木村王位は懸命に上部脱出を模索する)

2020080497藤井棋聖が厳しい香を放ちました。△8四同飛は▲6六角が、次の▲4三歩成の開き王手を見せつつ、飛車に当てた絶好の角打ちになります。

Img_5875(藤井棋聖は痛打を用意していた)

2020080489木村王位の考慮が続きます。角成りを受けて△4二歩は、▲3七角が7三の桂取りと1三の銀取りになり、処置が難しいです。木村王位は受けをひねり出し、反撃の糸口を見つけたいところです。
17時10分頃、25分の考慮で△6二銀で、▲5一角成と▲3七角を受けて辛抱しています。
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本局の記録係は井田明宏三段が務めています。
第61期から三段リーグに参加。毎年安定して好成績を収めており、前期三段リーグでは自己最高の13勝を挙げました。
王位戦七番勝負での記録係は第58期(2017年)の第4局(▲菅井竜也七段-△羽生善治王位戦、肩書は当時)以来となります。

Img_5812(2日目対局開始前に、丁寧に駒を磨く)

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Img_5817(2日目対局開始前には、記者に局面の見解を示した)