粘りが実ったか 後手玉の上部脱出が現実味を帯びてきました。上図で▲1五金は△3四玉から逃げられそうです。後手の粘りが実を結び、反撃のターンが回ってくるでしょうか。 (後手を持つのは「不倒流」こと淡路九段)
王位、残り時間が1時間を切る 木村王位の考慮が続きます。角成りを受けて△4二歩は、▲3七角が7三の桂取りと1三の銀取りになり、処置が難しいです。木村王位は受けをひねり出し、反撃の糸口を見つけたいところです。17時10分頃、25分の考慮で△6二銀で、▲5一角成と▲3七角を受けて辛抱しています。
記録係 本局の記録係は井田明宏三段が務めています。第61期から三段リーグに参加。毎年安定して好成績を収めており、前期三段リーグでは自己最高の13勝を挙げました。王位戦七番勝負での記録係は第58期(2017年)の第4局(▲菅井竜也七段-△羽生善治王位戦、肩書は当時)以来となります。(2日目対局開始前に、丁寧に駒を磨く) (2日目対局開始前には、記者に局面の見解を示した)