2021年6月29日 (火)
2021年6月28日 (月)

青野九段、稲葉八段、中澤女流初段が登壇し、対局者の印象や戦型予想を話しました。

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Dsc_1534 (副立会人の稲葉八段と中澤女流初段は、大盤解説会の解説と聞き手を担当)

Dsc_1438 (青野九段)
青野「藤井王位は非常に自然体。タイトルを取ると、次の防衛戦は「取られるのではないか」という恐怖心を持って戦う人が多いが、藤井王位にはまったく感じられない。 豊島竜王は藤井王位に勝ち越しており、嫌な印象がないように思う。それがひとつの武器になっている。 戦型は角交換の将棋になるのではないか」

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稲葉「藤井さんは普段はどこにでもいる青年という印象だが、盤の前に座ったときの集中力や指し手の恐ろしさのギャップがすごい。将棋に没頭する姿を見ると、本当に将棋が好きなんだなと感じる。 豊島さんは普段から穏やか。10年、20年のつき合いだが、怒っているのを見たことがない。ただ、将棋になると集中力が高く、鬼気迫るものがある。ギャップという意味では、ふたりともよく似ている。 最新形に精通する両者。角換わりをどちらも得意にしているが、相掛かりや矢倉が中心となるのではないか」

Dsc_1545 (中澤女流初段)
中澤「藤井王位は普段は朗らかにいつもニコニコして、気遣いの見える優しい先生。豊島竜王は地元をすごく大事にされていて、地元の方からも愛されている優しい先生という印象。 最新形を好まれる両者。いままでの常識を覆すような新しい将棋を、聞き手として見守りたい」

藤井王位に続いて、豊島竜王が登壇しました。

Dsc_1493 (豊島竜王もお~いお茶で乾杯。ファンからすると、2回乾杯できてお得な気分)

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Dsc_1520 (豊島竜王は「進」と揮毫)
豊島「先ほどの藤井王位と似てしまったが、変化して前に進もうという意味。 藤井さんとの番勝負は世間から注目されると思っている。自分がしっかりと頑張って指していきたい」
(書き起こし=武蔵)

杉本八段が降壇し、藤井王位が登壇しました。

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(藤井王位が登壇し、お~いお茶で乾杯。青野九段が音頭を取った)

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Dsc_1473 (七番勝負記念扇子の揮毫、藤井王位は「成」)
藤井「今回の七番勝負を自分自身が成長できる機会にしたいという思いで揮毫した。 一手一手をしっかり考えて、作り上げていくような将棋をお見せできれば」
(書き起こし=武蔵)

18時30分から名古屋能楽堂でオンライン前夜祭が開かれました。中日新聞デジタル編集部のYouTubeチャンネルにアーカイブがありますので、リアルタイムでご覧になれなかった方もお楽しみください。
https://www.youtube.com/watch?v=zH8MlGb7NYI

Dsc_1414(最初に立会人の青野九段、理事の杉本八段が登壇。司会は中日新聞社の上村早江子さん(左)。昨年のオンライン前夜祭でも司会を務めた)

Dsc_1423 (藤井王位の師匠として知られる杉本八段。本局は役員として訪れている)
杉本「名古屋能楽堂での対局は、伝統文化でもある将棋にまさにピッタリで、開催できることを大変うれしく思う。AI超えともいわれる藤井王位か、序・中・終盤と隙のない将棋の豊島竜王か、将棋ファンにとって夢のカードが実現した。目の離せない対局になることは間違いない」
(書き起こし=武蔵)

Dsc_1435 前期七番勝負第4局の封じ手用紙が紹介されました。令和2年7月豪雨を受けて、当時の木村一基王位の発案でチャリティーオークションに出されたものです。落札者のご厚意でお借りしています。30日に愛知県瀬戸市「瀬戸市文化センター」で1日限定で展示されます。
【藤井二冠「封じ手」展示へ 愛知・瀬戸で1日限り:東京新聞 TOKYO Web】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/112540